東京でとって食べる生活

カラスをとって食べた

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空気銃で鳥猟を始めたかたにゼヒ狙っていただきたいターゲット、

それはカラスです!

というわけで…今回はそんなカラスをとって食べる話をさせて下さい。

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何故カラスを狙ってほしいのか

なぜか?と言いますと、メリットが沢山あるのです。

まず第一にカラスは撃てるチャンスが非常に多いです。

農地に沢山おり、黒く目立つため遠くからでも見つけやすく、それでいていざとろうとすると警戒の強さから苦労させられる鳥ですので練習にぴったり。

次に、農地で狩猟をやっていると農家の方と話す機会が多いのですが、そこで「カラスを駆除している。」と言えば、喜ばれ農家さんと友好的な関係を築きやすいです。トラブルを避けるのはとても大切、苦情がでてしまうと狩猟できませんから。

最後に農地のカラスは穀物を食べている都合お肉も美味しいときて、一石二鳥…!!

あれ一石三鳥でした?
いえ、そもそもこの場合は一鳥三石になるのでしょうか

カラスを狙ってみよう

さて、カラスのうち特にターゲットになるのがこちらハシボソガラス。

 

低地に生息する種類のカラスで、集団で農村地で畑をつついている姿をよく見かけます。ちなみに都市部で生ゴミをつついているカラスはハシブトガラスである事が多いそう。

カラスが練習にオススメだという話をしました。鳥猟をやった方であればわかるかと思いますがカラスを含め野鳥は非常に高い警戒心をもちます。

彼らは遠くからでもこちらを認識してきて、じゅうぶんに距離が離れていたとしても、不穏な動きすると気づいてすぐさま飛び去ってしまうほど。

飛び去る時は本当にあっさり

そこでいろいろな工夫が必要になってくるというわけです。

例えば

・動きを見られないよう背の高い草などに隠れ立ち回る
・動作をゆっくりと自然にする(農家の人がやるように)

などなど。

この道のワキにあるような草はカナリ使えます!

カラスを追いかけることで、そのような鳥に警戒されずに狙う練習ができます。

このような動きは他の鳥の狩猟においてもかなり使えます。
ぜひ工夫してカラスを狙ってみていただきたい。

とったカラスを食べてみるましょう

さてさてとったら食べましょう、というわけで恒例の台所ワープ。

 

こちらがとってきたハシボソガラス。

カラスは皮が固くて美味しくないという話を聞いたことがありますが、今回はあえて試しに皮をつけたまま料理してみます。

まずは毛むしり、
ちなみに羽毛は白で、皮も白。黒いのは外側だけなんですね。

毛を全てむしって産毛をあぶりました。翼の先端ぶぶんと尾羽根の付け根は非常に抜きづらく、仕方ないのでカットしてしまいます。

こうやって見るとほぼ丸鶏。一見しただけではカラスだとわからず美味しそうに見えませんか?

部位ごとに切り分けてみました。

左から、ガラ、ハツ、レバー、ぼんじり、もも、手羽、ムネ、となってます。

では焼いていきましょう。

まずは一番ボリュームのある胸肉を調理、フライパンにオリーブオイルをたらし、両面に焦げ目をつけじっくり火を通してみます。

焼き上がりました。思ったよりのボリューム。半分にスライスして薄くしたほうが火の通りがよかったかもしれません。

ではいただきます。

思い切ってガブリと、

むぐむぐ…

食感は意外にも牛の赤身に近い、ウェルダンな焼き具合のやつですね。

味は…、

後味に僅かにレバー味がありますがやはり牛肉に近い味わい。食感に引っ張られている可能性は捨てきれませんが、嫌な感じはしません。

むしろ食べ慣れたオーラをもってます。
この味は堂々とアリだと言えます。

カラスの胸肉、美味しいです。

唯一の難点は皮が噛み切れないこと。いやほんと、聞いていた以上に硬い、ホルモンどころかゴムシートのような噛みごたえ。

薄く食べごたえがなく、特別に皮に脂がのっているわけでもありません。これは食べ物でない…!

ナシです。皮は食べなくても良いでしょう。

続いて他の部位はそれぞれオーブンで15分ほど焼いてみます。

まずはモモから、皮に包まれている部位については皮を剥がなかったことが災いし、総じて食感が悪い…!

硬いだろうなと予想しつつ噛んで、予想以上に固くて歯にダメージを受けました。

思いっきり噛んだのに歯型ついただけ!?

何でしょうか、このカウンターを想定して行動したのにも関わらずカウンターを喰らってしまったような感じ…。

こちらは別の日に作った、皮むきモモ肉の唐揚げ。

すこし繊維質ですがコクがあって濃厚、醤油のみで不思議とバーベキューのような複雑な味がします。メチャクチャ美味しい。

皮は、剥ごう…。

お次は手羽、皮の塊のような手羽先は予想通りの硬さ。まるでゴム長靴を食べてるカンジ。

これはヒトの食べるものではない…!

今後はガラと一緒にダシに使っていくことにしましょう。

内臓系はニワトリと似た味でどれも食べられますが、なんだか後味に苦味を感じます。

個体によっては苦くないものもあるので、カラスの食物に関連しているのでしょうか?

体に悪いものが原因でなければ良いのですが。
(ちなみに砂ずりの内容物はお米などの穀物でした)

なお内蔵のうちぼんじりについては、ニワトリと違ってそうとうひどい味。硬く、追い打ちをかけるようにイヤな苦味。脂ものっていません。最悪です。

ごちそうさまです。
内臓系はイマイチでしたが、胸肉とモモ肉は美味しい。カラス食おすすめですよ!

※2018/12/22追記
何度かカラス肉を料理して食べましたが、内臓系に苦味はありませんでした。苦かったものは、料理の過程で苦玉(胆嚢)などを潰してしまった可能性があります。調理の際はお気をつけて!


○まとめ

カラスはとって練習になり、感謝され、とても美味しい。カラスなんて…と遠慮してた方には是非チャレンジしてみて頂きたい。

ちなみに、羽をむしらず皮をむくとこんなカンジ。

こうしてしまうと、あの強敵だった皮がなく非常に美味しくいただけます。処理時間も短縮できて楽ちん、羽むしりも不要です。オススメですよ。

■ハシボソガラス
鳥綱スズメ目カラス科カラス属、河川敷や農地など開けた環境に生息する。食性は雑食で果実や穀物など植物性のものから昆虫など動物性のものまで幅広く食べる。日本では狩猟対象鳥獣の一種。

【注意】
本種は鳥獣保護法により保護されております。とるには狩猟法にしたがう必要がありますのでご注意ください


【おまけレシピ】カラスのカラ揚げ

【材料】
カラスの胸肉 x1羽ぶん
片栗粉 x適量
油 x適量

A
醤油 x50ml
ニンニク x大さじ1

【作り方】
1.皮むき&解体
カラスを解体します。おしりからハサミを入れ内蔵を出します。
足、手羽先、首を落とし、皮に切れ目を入れて洋服を脱がすように皮を剥いていきます。
解体したら、胸肉、もも肉、手羽先、ガラに切り分けましょう。今回は胸肉を使います。

2.
胸肉を一口サイズにカットし、Aを混ぜたものに鶏肉を浸して数分おいておきます。

3.
片栗粉をまぶして、180度の温度の油で二度揚げ。5分揚げ→2分休ませ→2分揚げ。カラッと揚がれば完成。


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