東京でとって食べる生活

カミツキガメをとる為にやった3つの事と必要な道具まとめ

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今回は私が最初のカミツキガメをとるまでにやったこと3つの事について話をさせてください。

カミツキガメの事とはいえ野生の動植物の全般に関するコツは変わりません。

これから野食に挑みたい植物や生物をとりたいと考えている方が、どういったことをやればいいのか、その道しるべにもなるのはないかと考えております。

どうぞ参考にしてやってください!

1.報を集めどんな生物なのかを知る

カミツキガメは印旛沼にいる。

そうは分かっていても印旛沼は広く、手当たり次第に探すわけにもいきません。
カミツキガメが具体的に何処に住んでおり、どういった生活を送っているのか、知る必要がありました。

私はこれを解決するために、ひたすらインターネットで調べました。

個人のブログから県や国の発信している資料まで、とにかく沢山の情報を漁りました。

特に参考になったものを紹介します。

まず、日本の外来種対策のページに掲載されている”カミツキガメ防除の手引き”、こちらには以下のようなカミツキガメの生体から捕まえる上での注意事項まで具体的な情報が記載されています。

・泥の底質があり、水生植物や沈水木などがある環境を好む。
・夜行性で早朝や夜間には岸や沈水物に沿って活動し餌を探査する。
・食性は雑食性であり、昆虫類、甲殻類、貝類、魚類や両生類のほか、鳥類や小型哺乳類の死体など動物質、水草などの植物質も食べる。
・千葉県印旛沼流域では5月末~6月に産卵が集中する。
・産卵は陸上で行われる。土を堀った産卵巣に20~40個の卵を産んで埋め戻す。

※日本の外来種対策”カミツキガメ防除の手引き”より引用

捕獲する上で、生息域・食性・季節、非常に大切な情報です。この資料から沢山のカミツキガメに関する知識を学ばせていただきました。

また、千葉県の生物多様性センターが公開している、”千葉県におけるカミツキガメ防除実施計画書”にも助けられました。こちらには計画をたてるうえで重要な、カミツキガメの生息域・捕獲を実施している場所・時期などの情報が掲載されており、どのあたりで取れそうなのかを判断する大きな材料となりました。

その他、もちろんWikipediaのカミツガメの項目にも概要や生き物の特徴が記載されておりましたし国立環境研究所の侵入生物データベースにも外来種としての扱いや注意点が紹介されており勉強になりました。

また地味に大切なのがカミツキガメ捕獲経験者のインターネットブログ。写真付きで現地の情報が紹介されていたり、取れたパターン、取れなかったパターン、先駆者の苦労してきた足跡がつづられたものを沢山読ませていただきました。現実的な視点でとても参考になりました。ありがとうございます。

そんなワケでウチのブログもぜひ参考に読んでくださいね!(突然の宣伝)

以上、ひとつめ、採集活動において最も大切なことは情報です。とにかくターゲットの情報を集めましょう。相手を知り画をたてる、まずはここから。現在のインターネット社会では沢山の情報が公開されておりはかどりますよ。

2.所を把握するため下見にいく

カミツキガメの情報はわかりました。

ただし問題がひとつ、私は東京住まいです。
”印旛沼”とはいうものの、どういう場所なのか現地の情報がさっぱりわかりません。

今の時代は便利で、グーグルマップやヤフーマップなどの地図アプリで現地の地形写真を見ることができます。

印旛沼地域の全景@グーグルマップ

ぱっとみ、印旛沼と呼ばれる湖を中心とした典型的な湿地帯。川や田んぼがあることが見て取れます。

最初に調べたカミツキガメの情報から、ざっくり居そうな水域に目星はつくのですが、実際にそこはどういう場所なのだろう?

岸から釣り竿を垂らせるのか?
生い茂った草木やフェンスなどで阻まれていれば出来ません。

カミツキガメの好む地形がその川のどういう場所にあるのか?
これも写真では分かりません。

またカミツキガメは生態からすると夜釣りでの捕獲になる様子、暗い中で釣りを行うためのしっかりとした足場があるのかもきちんと確認しなければなりません。

当日いきあったりばったりという手段もあるのですが、それで夜に川にでも落ちでもしたら大変です。最悪死にます。

そんなわけでひと手間ではありましたが、いちど現地に下見にいってみる事にしました。

調べてみると、駅にて自転車のレンタルをやっているようでしたので、自転車を借りて事前に衛星写真でおさえていたポイントをぐるりと回って観察する事にしました。

・川の幅、深さ、形、岸の形、水辺へのアクセス
・落ち着いて釣りができる地面があるか
・カメの好む地形かどうか

などなど確認していき、良さそうな場所をチェックしていきました。

更に、川の近くで釣りや農作業をしている方などを見かけたら声をかけて、カミツキガメを見たことがないか聞いてみました。知らないという場合がほとんどでしたが、どこどこで見たという有力な情報も得られました。

この日は1日かけてぐるりと走り、利用できそうなポイントを幾つか発見することが出来ました。

以上ふたつめ。事前知識も大切ですが、採集活動において”足”も非常に大切な要素のひとつ。一見無駄手間に見えますが、闇雲にアタックするよりも下見をしてじっくり挑むほうが近道だと私は考えます。

そう、

童話のウサギとカメの競争では、じっくり歩いたカメが勝つ。

のです。歩けば歩いただけ勝利に近づく、これは間違いありません。

ま、今回はそんなカメをとって食べてしまうのですが…。

3.具を揃える

カミツキガメの情報と場所はつかみました。

最後はどうやって捕獲をするか検討をしていきます。

これまら調べた情報より、捕獲に用いる手法は二つに絞られました。

・経験者のブログで掲載されていた釣り
・防除計画で使われているカゴ網

ただ、現地の漁業組合の発信している情報を見ると、カゴ網は使用が認められていない様子。

そんなわけで、カゴ網の使用を断念し、最初の捕獲方法は釣り一本に絞ることに決めました。

@いらすとや

釣りに決まりましたので、カミツキガメ釣るにあたり、必要な道具を揃えました。

さて道具を集めるぞとはいえ、”カミツキガメ用”といって売られている道具なんてものは世間に存在しません。

針や糸など、サイズが重要視されるものは釣具屋の店員に相談しました。カメというと驚かれましたが、重さや硬さを考慮してアドバイスをいただき、参考にしつつ買い集めました。

その他の汎用的なものはAmazonでレビューや値段を見比べながら揃えていきました。ちなみに小物は百均です。

そうやって揃えた道具は以下、

■カミツキガメ捕獲装備一覧(初回バージョン)
・釣り竿/リール/ハリ/オモリ
・エサ(塩サバ)
・タモ網
・ライト(&予備の電池)
・長靴
・フィッシュグリップ
・ペンチ
・ハサミ
・バケツ
・レジャーシート/除菌ティッシュ/タオル/防寒着/袋類/洗濯ネット/トランクケース

以上
これらの装備をひっさげカミツキガメ捕獲に挑むことにしました。

みっつめ。道具の話でした。ちなみに具体的にどんな道具が必要になったのか、気になる方もいらっしゃると思います。ただ私が最初に失敗したものも含んだ道具をお伝えしても仕方ない…。

というわけで、持ち物レシピをこのあと紹介いたします。
最後まで読んでくださいね!

まとめ

以上、私がカミツキガメを最初に捕まえるまでにやった三つの事でした。

この三つはどんな生き物や植物をとって食べるのにも必要な要素、これからとって食べる活動をやっていく方の参考になればと思い書き起こしました。

未経験のかた、ぜひまずはそこらのコイかザリガニあたりからチャレンジしてみては如何でしょう!

カミツキガメを実際に捕まえる記事はコチラ↓

カミツキガメ10連ガチャで美味しい奴をとった話

おまけレシピ:カミツキガメをとるために必要な道具まとめ

私がいまカミツキガメ捕獲に使っている道具をズバババッとまとめます。

ご自身で行かれる方はどうぞ参考にしてやってください。

強力な釣り糸

噛みちぎられないよう強力な糸を用意しましょう。

オススメの釣り糸はPEラインの三号~五号。カミツキガメ10連ガチャをやる場合は糸は基本この糸を使って下さい。釣り竿を使う場合は、直まきにしなくてもOK、オモリから針までをこの糸にして下さい。

写真のものはPE3号

PEラインはAmazonのオルルド釣具が安い。釣具屋の半額くらいです。他の釣りにはどうかわかりませんが、カメツリには十分な性能を発揮してくれます。

釣り針

針は輪っかつきのものなら何でも良いのですが、エサのサバをつけやすさ、PEラインに結びやすさ、頑丈さ、コスト、あたりの理由から私はワーム針を使用しています。

カミツキガメは飲み込むように餌を食べるため、小さめのものだと掛かりが良いのですが、小さすぎると外道としてよくかかるクサガメも飲んでしまう問題が生じます。

これくらいだとクサガメに飲まれません

飲んでしまったクサガメを持ち帰らないのであれば、大きめの針を使いましょう。これも通販だと安いです。

オモリ

餌を沈めるために使います。カミツキガメ10連ガチャをやるときに、流れがまったくない場所であれば、オモリナシでも構いません。

コスパの観点からはナス3号あたりがオススメ。川の流れがあるような場所では流れてしまうので6号以上を使いましょう。

明かり

夜釣りを行うための必須アイテムです。懐中電灯でも良いのですが、手が塞がる事によるリスクを避けるためヘッドライトを用意することをオススメします。

予備の電池は必須です。USB充電式のライトは便利なのですが、この予備の電池を持てない問題があります。予備に安くていいので懐中電灯を持ちましょう。

私は上のライトをAmazonで購入しました。評判がよかったので。

長靴

水の中に入るわけではないのですが、釣り場は草地のため夜露に濡れます。

Amazonでも十分なのですが足に合わないと返品がめんどうです。1~2サイズ大きい物を買うのがオススメ。
ワークマンが近くにあれば安くて良いものが試着しつつ買えます。

ハサミとナイフ

仕掛けのセットに使用します。またカミツキガメがとれた場合は喉を切ってシメるのにも使います。頑丈なハサミを用意しましょう。別にナイフを持つのもアリですが、銃刀法に気をつけて下さい。

金切りバサミを購入する際は、分解して清掃できるものを選ぶと長く使えるのでおすすめです。


私はAmazonで購入したものをときどき研ぎなおして使っています。

タモ網

カミツキガメは重く、糸の力だけでは水からあがりません。たも網を用意して下さい。中には手で掴んであげる猛者もおりますが、おすすめしません。

写真のものは川用の網

タモ網の網ぶぶんの広さが30~40センチあると取り込みやすいです。また今後、川釣りをしたい場合は柄の長さ2メートルくらいのもの、海でも釣りをしたい場合は4~6メートルのものを購入しましょう。

川用

海用

フィッシュグリップ

マジックハンドの強力なやつみたいなもので、カミツキガメの口にはめて、噛みつきを封じ安全に持ち運ぶために使用します。シメるときにも使いますので、安いもので構いませんので必ず用意しましょう。

グリップなしでこんな奴どうやって持てばよいのかと…

Amazonのやすいので十分です。

エサ

ある意味最も大事なのがエサ。オススメはサバ、事前にスーパーで購入したものを塩漬けにしましょう、そうすると水分が抜けて身が締まりエサ持ちが良くなります。

これを現地でハサミで縦に1~2センチ幅に切って使用しましょう。ワーム針にかける時は外道のザリガニに取られないよう皮から入れて皮から出すようなかけ方がおすすめです。

釣具屋のでも良いのですが、スーパーのほうが安い

釣り竿とリール

カミツキガメ10連ガチャをやるだけならいりません。

川で釣るのであれば、草木が多く、短い竿では阻まれて釣りがし辛い場所が多いので、3メートル以上あると安心です。上州屋などでリール付きで売られている安価な長竿で十分、これで色々釣れます。

その他

ラジオペンチ … 外道のクサガメの針を外すときに使います。百均のものでOK
カラーテープ … 置き竿の場所の目印に使います。目立つ色ならなんでもOK
カメ袋 … すぐ脱走します。IKEAの袋のような頑丈なものを用意して下さい。
ゴミ袋 … ゴミもカメ肉も入る便利な袋、厚めのものを数枚用意しておきましょう。
防寒着 … カミツキガメの産卵シーズンは夜冷える事が多いです。真冬装備で挑むのがおすすめです。
レジャーシート … 休憩するときに使います。
タオル/ウェットシート … 汚れる釣りなので必需品です。
バケツ … シメるときにあれば便利です、なければなしでもOK

以上、

持ち物リストでした。
みなさんがカミツキガメを捕獲できますように!


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