アイゴの毒針をよけてコクうま磯魚料理を食べる【奄美遠征】
初夏に奄美大島に行っていたわけですが(前回参照)、奄美大島といえば海。
海といえば魚っ!とれる魚や食文化が違ってて面白いんですよ。
スーパーの鮮魚コーナーにいくと…あら美味しそうなホタ(ウンギャルマツ)♪(だれ??)

わからないよ!
なんなら、カッコ書きのほうもわからないよ!!
マグロっぽい赤身魚は“シビ"だし(知らない子!何マグロよ!)

タイっぽいのは青松。突然漢字になった!!(なんで!?鹿児島藩のなごり?)

切り身はスビ。はっ、これはカッコ書きが標準和名だ。これ美味しいんですよ(理解できた顔)

油断したら、塩焼きにちょうどよさそうなのはカタヤスですもん(値段はカクヤス!)

「なーんにもわからない。た~~のし~~~い♪」
【宣伝】Youtubeひさしぶりに新作でました。みてねー!!
というわけで、魚が釣れなかった初日に刺身祭りを開催。

どれも美味しかったですが、一番おいしかったのは何だろう。ウンギャルマツも、ぎゃるウンマかったですけどもね。

青松が好きだったかなあ。ムチムチして味がしっかり。私好み!

しかし「とって食べる生活」としては、自分で釣った魚も食べたいところ。
明日ことは魚つりをしたい!!
奄美の初夏の釣りはむつかしい…!
…ってことで色々な場所で釣りをしたんですが
結果、きびしーーーーー!!

時期的なものもあるのかもですが、奄美釣りのコツがわからなくて、めちゃめちゃ苦戦しまして。
釣れたのは移動型で動物食のサンゴ??とか

熱帯魚とか、ウミヘビっぽいやつとか、そんなのばっかり。

最初の一日目は港湾の潮通しの良い堤防でやったんですがダメ。

二日目朝はサンゴ礁につきでた堤防でやったんですがダメ。

二日目昼、川の流れ込みにあるちっちゃい港にやってきました。

餌にエビをつけて漂わせていると…
突然、どばーん!と竿が跳ね上がるほどのアタリがきました。
慌てて竿をひっつかんだものの。岩にひっかかってブチ切られ、逃げられました。

「この場所はポテンシャルが高いぞ!?」
と引き続き同じように漂わせていると…
再びまあまあ強めのアタリ。まきまき今度はあげられそう…(リールまきまき
って、うわ!アイゴじゃん!

アイゴってどんな魚?
中型の磯魚で、全体的に光沢を帯びた茶色い磯模様にエラの黒ぶちがチャームポイント。
沖縄や奄美ではマーエーとも呼ばれます。

関東にもいるものの、どちらかというと南のほうに多い魚。沖縄とか奄美では狙って釣る文化があるため「カーエー針」なんて専用の道具があります。人気なんです。
※アイゴの仲間はエーヴァー。そのうちアイゴはマーエー、ゴマアイゴはカーエーと呼ぶそうです。(Xで魚に詳しい方に指摘いただきました!感謝)

また有名なのがスクガラス。アイゴの稚魚の塩漬け。
生まれてすぐの稚魚が群れをなしてやってくる日があるらしく、それをすくいとって塩漬けにするそうです。

生まれて三日で藻を食べ始めて内臓が臭くなるため、稚魚が食べられるのはほんの数日。そのうちにとって塩漬けにしちゃうんだそう。なにその限定的な食文化!?
さてこのアイゴ、一つだけ注意点があります。
それは毒針。
体の各ヒレに鋭い毒針がついていて、刺されたらものすご痛い。いわゆる釣れたら注意するべき毒魚の代表的な一種。

そんなわけで、釣れたら毒針をカットするのがベター。

また、できれば内臓も抜いておきましょう。藻類を好む魚で、内臓が臭くなりがち。
運搬中に温度があがると地獄絵図ができあがります。そのため現地で出して洗ってしまえば最悪の事態になりづらいというわけですね。
アイゴ料理を作る
今回はアウェーで調理道具がそんなにないのでシンプルな調理方法、セビチェにしましょう。

アイゴをさばいていきます。
毒針は現地で落としたものの、稀にやり残しがあって刺さることがあります(やった。痛かった)。慎重に再チェックしながらやるべきです。

お腹からは卵がでてきました。
…うまいのかな?(キープ)

鱗がつながっていてはぎ取れないタイプの魚のため、三枚におろしたら皮ごとむいちゃいます。べりべり。

タイみたいに綺麗な白身ですね。ちょっぴりピンクがかったのが美味しそう♪

野菜もカットしていきます。
今回はタマネギやニンニクの代わりに島ラッキョウを使います。せっかく奄美なのでね。

きざんだら材料を合わせて…ライムをぎゅーーーっ!としぼって、あえたら完成♪
アイゴの味は?
できました。
島ラッキョウとアイゴのセビチェ。
味付けは塩と、めちゃんこ甘い島醤油。だいすき!

いただきま~~~~す!!
ジャキジャキ…むちむち…

美味しい。丁寧に処理したおかげか、臭みは一切感じません。
磯魚らしいコクのある旨味が素晴らしい。もちもちとした食感も良いんですよねえ。

食べ続けるとちょっとクドいのですが、ここで爽やかな島ラッキョウの出番。交互に食べたり、一緒に口にほおりこむと至福がずっと続きます。うまいなあ~!
この後、卵も煮てみましたが美味でした。良いですねアイゴ。毒がある以外は!
ごちそうさまでした。
まとめ
奄美大島で釣れた数少ないまともな魚、アイゴを毒針に気をつけつつさばいて食べてみました。磯魚らしい旨味がしっかり。かつ、ぎゅっとしまった肉質がたまらない非常に美味な魚です。
流通していないのが非常に残念。内臓とって冷やして送れば良いのとは思うものの、難しいのでしょうね。そのぶん釣ったときの喜びは代えがたいものがあるわけですが。
カーエー(アイゴ)
【採取場所】磯
【採取時期】旬は夏で臭みが少ないとされる
アイゴ科アイゴ属。ひらぺったく楕円形体型の磯魚。背びれ・腹ビレ・胸ビレに毒針があり、触れると毒を注入してくる。とても痛い。磯に生息し主に海藻を食べるが、甲殻類なども食べる。昼行性。幼魚はスクガラスといって塩漬けで食される。
参考にさせていただいた資料:Wikipedia、沖縄市場情報
宣伝コーナー
【おまけ料理レシピ】島ラッキョウとアイゴのセビチェ
【材料】
アイゴ ※白身魚であればなんでもOK、できれば味の濃い磯魚
島ラッキョウ(生) ※なければ玉ねぎで
青唐辛子 or ピーマン
ライム
【作り方】
1.
島ラッキョウをよく洗って、むいておく。
ひとたば丸まる入れるくらい沢山がおすすめ。
2.
辛いのが平気であれば青唐辛子を、そうでもなければピーマンを細かく刻む。
3.
アイゴは三枚におろし、一口サイズに削いでおく。
毒針に刺されないように注意。
4.
1~3をあえて、ライムを絞り、塩で味を調えたら完成。










ディスカッション
コメント一覧
アイゴって行きつけの釣りホテルでよく注意喚起見るんだけど、全然釣れないんだよね〜〜。 カワハギの方が釣れてると思うな。←不謹慎? でも毒の魚『危険な魚』って美味しいですよねソウシハいとかフグとか辺り。日本人も死者だしまくってるのに食べ続けたんだし。だからアイゴも美味しいはず。そして本人もうまいと言っている。毒魚も食べてみたいな〜〜
僕も釣り好きなのでいつも楽しみに読ませてもらってます ありがとございます!
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