ボラを羽田の仕事帰りに釣って食べる

ボラ, 季節【年中】

とって食べるドキュ最新話
"秋キノコをとって美味しく食べよう" がYouTubeで公開されました!

50種超キノコが出てきます!だいたい「なにこれわからん!」って言ってますが(笑)最後はアウトドアなキノコ料理で大満足な回です♪


釣りが大好きな私や皆さんに共通すること、

それは日常生活に釣りを取り込みたい、

その究極系としては仕事帰りに釣りをしたい!

理想の生活のイメージ(画像はいらすとやより)

という事でしょう!

こればっかりはみなさん共通の思いなはず。きっとそう。

そんな事を考えていたら、仕事帰りに釣りをする機会を得たのでやってきましたよ、羽田あたりで。

そして釣れたのはなんとあの魚っ!
(タイトルでバレバレですね)

仕事帰りに魚を釣りたい!

私も一時期幸運にも仕事帰りに釣りをしていた時期がありまして…

4~5年くらい前でしょうか?そのときは隅田川のほとりの会社に勤務しており、仕事帰りに裏手の川で小一時間はルアーを投げたもんです。

シーバス(フッコ、スズキの幼魚)を釣ったりして、美味しく楽しく努めていたわけですが…それもずいぶん昔の話。

東京湾のフッコ、臭い!という方もいらっしゃいますが個人的には美味しく食べられます

久々に仕事帰りに釣りをしたいな~と思ってたところ、

たまた羽田空港の近く、

羽田空港の周りには、物流のため沢山の運河が掘られております。けっこー魚がいるんですよ

運河沿いの事務所に行く機会がありました。

これはいいじゃあないか!

夜の運河。魚の気配ビンビン!

というわけで、カバンに釣具を放り込んで出かけたわけです。

コンパクトロッドが1本あると、いつでも釣りができますよ!(今回唯一の有益な情報)

盛り上がってまいりました!

1分で釣れたのはボラ

仕事を定時にサクッと終えて帰宅…せずに向かうのは釣具屋、まずはエサの青イソメを入手。

青イソメ、写真ACより

最近はルアーよりもエサ釣りのほうにハマってましてね、なんていうか勝率が良い気がするんです。

その足で釣り場に到着、もちろん仕事帰りなのでパリッとした仕事着に革靴。

革靴と磯と竿、いやこのアンバランスさがたまりませんね、ギャップ萌えなのでね。

ウキとゴカイをつけて、

タナはとりあえず表層1.5メートルくらいでいいかな~?

ていっ!

と投げたところ、

1分もたたないうちに、いきなりHIT!

リールをグルグル巻いていくと、けっこう激しく泳がれます。大物の予感!

なんだ~~~~??

近づくと見える銀色の魚影、

シーバスか~?

んん、細長くて顔がミョーにすんづまった形…、

おぉ、ボラだ。

ボラ(写真ACより)

とりあえず上げなくては、

はっ!?

そういえば忘れてましたね。

タモ網。

家で寂しく帰りを待つタモ網くん

まぁ、会社帰りの釣りに忘れ物はつきもの、ないものはしょうがない…

波打ち際まで寄せ、仕方なく素手でキャッチ。

ボラ、最大の特徴はヌルヌルと生臭いこと。シーバスの5倍くさい。キャッチした手もたいそうくさい

ボラ、ゲットだぜ!

ちなみに会社帰りなのでモチロン、クーラーボックスなんてものは無い。

ビニール袋にペットボトル氷を入れたものに保管しますよ。せめて保冷バッグくらい持ってくるべきでしたよね。

とにかく忘れ物が多いが仕方ない。なにしろ仕事帰りなんですから!

ちなみにその後もしばらく釣りを続けたですが、二匹目は釣れず…

そこらのからの熱いまなざしも気になるところ、

今日は一匹で十分とし撤退しましょう、また機会はあるでしょうからネ。

東京湾のボラをさばいて食べる

持ち帰ってきたのがこちらのボラ、

鮮度がいいウチに捌いていただいてみましょう~

ゴリゴリとウロコを落とし、

お腹を割いてモツを出します。

って、ウッワ!

ドス黒いの出てきた…

ボラの内蔵、植物質の食べ物を消化できるように腸管がやたらに長い

ちなみにボラの主食は岩についた藻とか水底の有機物(デトリタス)、このボラは東京運河のそれらを食べていたわけで。ちょっぴり心配になります。

まぁー東京2020オリンピックの会場もこの付近であって、水質検査もOKだったはず。

きっと大丈夫でしょう。きっと!

続いてすっぱーん!と三枚おろし、

白いものは脂肪でしょうか?

けっこう脂がのって旨そうですよ。

匂いはどうかな?クンクン。

うーん、大丈夫…な気がしますね(曖昧

でもハラミのあたりは、なんか黒いのついてるし念の為除去しておきましょう。

続いて皮を剥ぎます。

ちなみにちょっぴりピンク色なのは釣り場で血抜きができてなかったからでして、

まぁバケツとか持っていってませんでしたからね、何しろ仕事帰りですからね。しょうがない。

皮目の血合いや皮の残滓をトリミングしまして、見た目は美味しそうなサクがとれました。

お刺身にひいたものがコチラ。

羽田あたりのボラの刺身!

完成です。

東京湾産ボラのお味は?

見た目は美味しそうですが、

さて味はどうでしょう?

醤油はお気に入りの九州醤油、なんとなくワサビは多め、なんとなくです。

ではではいただきま~~す。

もぐもぐ…

あっ、普通に美味しい?

ボラの刺し身はけっこう好きで、独特のブリブリした歯ごたえとクセのない旨味、それにしっとりした脂っけ。

いくらでも食べられる系の魚ですよね。

むぐむぐ。

あっ!!

きましたよ…

半分くらい食べたところでちょっと違和感がでてきました。

刺し身を飲み込む寸前くらいに、

「ここにいるよ…。」

という怨念めいたボラの声が聞こえるような、そんな生臭さを感じます。量か温度か?とにかく生臭い。

対策としてTwitterでオススメいただいた、

洗いをやってみることにしましょう。

氷水を用意し、ボラの刺し身をじゃぶじゃぶ洗います。

水が白く濁っていくのですが、これはボラの脂肪分?くさみも一緒に流れてくれたらよいのですが。消え去れボラの怨念~

水気をきって盛り付けなおしたのがコチラ、

ボラの洗い

完成というわけ、

さて味は変わったのでしょうか?

ムグムグ…

先程よりさっぱりしてますね。ボラの怨念も控えめ。

脂が抜けたのと、単純に氷で〆られて温度が下がって風味を感じにくくなったのもあるもかもしれません。

総合結果!

羽田のボラ、個人的にはアリ!

先述したとおり若干におうのですが、

わさびと醤油であえてヅケにしちゃったり

ニンニクやゴマダレ味にしてみたところ、ふっつーに食べられました。

超絶美味ではないが、食料としてはアリみたいな位置づけかな?

ごちそうさまでした!

まとめ

羽田空港の近くの運河で釣れた魚はボラ!

東京湾の運河という環境で育っただけあり、ストレートに刺し身を味わうとややボラの香りを感じ事はありましたが、工夫次第でちゃんと美味しく食べることができました。仕事帰りに釣って食べるターゲットとしては十分。チャンスがあればまた狙ってみようかな?

ボラ

【採取場所】河口、漁港
【採取時期】通年、旬は冬
ボラ目ボラ科。全国の河口域に生息する魚。雑食で主に藻やプランクトンを食べるほか、釣り場ではオキアミやゴカイも食べる。よく水面で跳ねる魚で、河口で跳ねてる魚が気になったら大体ボラ。魚卵はカラスミの原料である。

参考にさせていただいた資料:Wikipedia、実用minibooks 釣魚図鑑

・愛用のコンパクトロッド。45cm以下のしまい込み寸法で、おおよそのビジネスバッグに入る

・安価なルアーは正義。シーバスやるときはだいたいこれ。

・シーバス用のラインはこれ。よく飛びます。

【おまけ料理レシピ】ボラのニンニクワサビ和え

【材料】
ボラ xあまりの刺し身
炒りゴマ xあれば
ごま油 x少々
小ねぎ xあれば

・たれ
九州しょうゆ x大さじ3
おろしワサビ x大さじ1
おろしニンニク x大さじ1
※鍋用のゴマダレ+九州じょうゆに漬け込んでも旨いですよ

【作り方】
1.
ボラは捌いて刺し身にひく、美味しければそのまま刺し身で味わう。
なんか臭くてダメそうなら本レシピの出番!

2.
たれの材料を混ぜ合わせる。
九州醤油がなければ、濃口醤油とみりんを2対1で割ったものでもOK。

3.
たれとボラの刺し身を和え、ジップロックに入れて一晩おく。

4.
タレをよくきる。
漬けダレをきったあと、新しい九州じょうゆとゴマ油で軽くもむと香りが立ちます。
小鉢に盛り付けて、炒りゴマとゴマ油をかけて完成。