クワの実をイラン人に習ってとって食べてみた【海外遠征】
こないだ、ハーフイラン婚をすることになり、イランに行ってきました。
滞在期間は二週間ほど、滞在する以上もちろん「イランでとって食べる生活」をやってみたわけですが…
イランは中東エリアにある、暑くて乾燥した国です。
日本から飛行機でぶっとんで、首都のテヘランまでドバイ経由で17時間くらい。まあまあ遠い。
中東エリアは初めて。乾燥したステップ地帯で、どんな感じかよくわかっていないわけですが、あんまり植生豊かではなさそうなんですよね。砂漠が近いし。
でも、せっかく行くならとって食べたいじゃないですか?
とはいえ、変なもの食べておなかこわしたり、サソリやヘビに噛まれてもヤなので、とって食べるのは"知ってる安全もの"だけ!
そんなイランとって食べるチャレンジ。でも意外とよくって、そんな話。
イランでは"とって食べる"のが人気
イランに二週間ほど滞在してわかったこと。それは…
イランではとって食べることが人気。
まず、イランでは果樹の栽培が盛んで、果物の消費量が多い国。
スモモ・ブドウ・チェリーなどなど、果物屋のラインナップはすばらしいものでした。乾燥して気温差が激しいステップ気候が果樹の栽培に合うのでしょう。
で、それが理由なのかわからんですが、そこら中に果物が植わってるんですよ…!
例えば、まず街路樹にクワ(桑)の木がたくさん植えられて、並木を作ってます。
美味しく食べらる果物であり、じっさい現地のひとはとって食べています。
実際、車で移動中、野山でなんかとってるひとを時々見かけたんですよね、ちなみに↓はイラン北部の湿潤地帯の写真。
他によく見かけるのが、イチジク。
日本よりたくさん種類があるように見えます。まだシーズンではありませんでしたが、きっと食べてる。
ザクロもよく植わってますね。こっちのほうが美味しいらしいんですが、時期が違うくて食べられませんでした。ざんねん。
カキ(柿)はたまーに植わってます。ちなみにこっちは甘ガキがないらしく、ドロドロにしてスプーンで食べるらしい。
極めつけは、日本では育てづらいブドウ。これも民家の塀によく絡んでいます。
なんなら地面を這ってるブドウすらいます。乾燥してるからこの状態でも腐らないし、摘果する必要もないらしい。文字通り世界が違う。
ブドウは特に人気で、
「熟すまで待ってると他の人に食べられるから、青いうちに食べる。」
とのこと。とって食べるレベルが高い…!
イランで桑の実をとって食べてみた
さて、そんなイランのフルーツ事情なわけですが、とある郊外のパーキングエリアにきたときの話、
トイレに寄ったんですけど、
建物の近くにデカい桑の木が生えているんです。しかもぱっと見、日本にはない品種…!!
「これは味見をしとかねば…!」
と、友人のM氏といっしょに、木をガサゴソしてたところ…
「よく熟れた実があんまりないよね~~~」
などと言うてたら、
近くにいたクロネコヤマトの制服(なんで?)をきたイラン人のおっちゃんが、
「お前らなにやってんだ、こっちこい!」(意訳)
みたいなジェスチャーをするんですよ…。
本能的に、
「やばい、怒られる!?」
と思ったんですけど、一応ついていくと
木の反対側に案内されて…
「こっちのほうに熟れたのがあるからとれ!!」(意訳)
的なジェスチャーをしつつ、よく熟れた真っ黒な桑の実をくれました。
「「そっちなんだ!!」」(私&友人)
街路樹フルーツはみんなのもの!
仲良しか!!
イラン好きかもしれないですね、私。
さてせっかくなので食べてみましょう!
見た目が明らかに違います!
日本の桑の実↓よりずっと大粒で、ずんぐりしています。気候のせいなのか?品種のせいなのか?
さて食べてみましょう!
いただきます!!
はむ…
ん…!
甘くて美味しいし、日本のよりずっとジューシー!
すっごく美味しい。
一緒に食べた友人も、
「美味しいね!」とのこと、
イランのそこらの桑の実、うまいぞ!!
ごちそうさまです。
余談、イランには白いクワの実がある
ちなみにイランでは白いクワの実がよく栽培されていて、それがメチャメチャ美味かったです。
とある農場でいただいたのですが、
見た目はほんのり大きいクワの実。白いものは見慣れてなくて、ちょっとイモムシ感があるのは私だけでしょーか?
しかしこれが食べて見ると、メチャメチャうまい…!
とんでもなく甘いんですよね。
日本のみたくベリー感や酸味はないんですけど、ただただ、ただただ甘い…!漏れ出す果汁は…果汁というかもはや蜜、ベタつくほどに!
日本だと害虫がつきまくって大変なことになりそう。イランだからこその味、なんでしょうか。
まとめ
というわけで、日本から飛び出てイランへ。けっこう遠くまでいったんですけど、周りを見回すと知ってる果物がたくさん植わっていて、みんなとって食べてました。イランでクワの実をとって食べてみた話…というより、イラン人はとって食べていた話でしたね。
試しに食べてみたクワの実はめちゃめちゃ美味で、イランのポテンシャルを感じましたね。乾燥地帯なのに果物がうまい国、それがイラン。
クワの実(桑の実)
【採取場所】河川敷や公園(田舎ならどこでも)
【採取時期】初夏
クワ科クワ属。ペルシャ語だと"トゥト"。日本にも自生しており、河原や山野で実がとれる。蚕のエサであるため、伝統的に養蚕をやってた地域ならめちゃめちゃ生えている。
参考にさせていただいた資料:Wikipedia
スペシャルサンクス:M氏、B氏、イラン旅行一緒に行った仲間たち
宣伝コーナー
【おまけ料理レシピ】クワの実ジャムの作り方
【材料】
クワの実(桑の実)
砂糖
レモン汁
【作り方】
1.
たっぷりの桑の実をつんでくる。
真っ黒なものが甘くてうまいが、いたみやすいので注意。
2.
桑の実のヘタをとれたらとる、めんどうならそのままでOK。
鍋で水を沸かし、砂糖を溶かす。
3.
クワの実を加えてよく潰す。
潰したあとに芯が残るが、気にならないならそのままでOK。
4.
火を止め、レモン汁で酸味を足す(お好みで)。
冷めたら完成。
パンにぬったり、ヨーグルトに添えて食べると美味しい。