クワの葉茶は健康に良いらしいがマズくないのか?作ってみた

2026年1月11日野草・山菜クワ

クワの葉のお茶が健康に良いらしい。

そう知ったのは、5年くらい?まえ、

都内の公園で会ったお婆ちゃん

「これ健康に良いお茶になるのよー。」

てぶちぶちとクワの葉をとってたんですよ。

私はというと「お茶になるんだ?」と思いつつ、実でじゅうぶん美味しいんだよなあ、ってスルーしてきました。

クワの実

そういえば最近手作りのお茶が流行ってるらしい。

「じゃあこの機会に私はクワの葉茶を作ってみるか?でもマズかったらいやだなあ…。」などと思いつつトライしてみました。

クワの木ってどんなやつ?

クワの木ってのはすっごいどこにでも生えてて、東京周辺でもその辺の河川敷とか、藪にいけばだいたい生えています。

こちらがクワの木、

葉っぱは特徴的でカエデみたいに切れ目が入ってて、つるりと光沢があるのでわかりやすい。

ただ葉っぱは形が変わりやすくて、切れ込みがないのもあります。同じ木でも葉っぱが違って見えたりします。慣れたら光沢でわかりますよ。

クワってのは一応外来植物らしく、養蚕におけるカイコガの餌としてやってきたみたい。葉が有用かつ、実も美味しく食べられるためそこら中に植えられ野生化しています。

クワの葉とテントウムシ

まだ熟していなくてちっちゃいですけど、この赤いのが実。マルベリーと呼ばれて普通に美味しい木の実です。

幹はこんな感じ、灰色でざらついた雰囲気。

都内だと公園とか街路樹とか、その辺の茂みとか(鳥が種を運んでくるのでどこにでも生える)、ホントどこにでも生えてる植物です。

クワの葉をつんでくる。摘む時期は?

「さて、お茶にするにはどれくらいの葉っぱが良いんだろう?」

どうせならマズくないのを飲みたいですからね、

チャノキだと、黄緑色の若い葉っぱを摘みます。それが苦味が少なくて美味しいらしい(子供のころ、実家でやったことある)。とりあえずそれでとってみよう。ぷちぷち。

ちなみに、後々調べたところによると健康志向だと8月頃の葉が摘み頃らしいです。

クワの葉には健康に有意な成分(1-デオキシノジリマイシン:DNJ や、フラボノイドの一種など)が含まれるんですが、これはよく日光を浴びた夏以降の葉にこの成分が豊富らしい!

【参考資料】鳥取大学研究成果リポジトリ:クワ葉の機能性成分含量を高めるための環境要因および適性品種の選抜と育種に関する研究

逆に、この春の葉っぱは健康成分的にはイマイチっぽい?わけですが、それはそれとして若いほうが味は美味しそうだしまあいいんじゃないですか?うんうん。

クワの葉茶の作り方は?

というわけで摘んできた葉っぱがコチラ、これをお茶に加工してみます。

加工方法は「最近お茶摘みにいってきた!」というアリサさんに聞いたチャノキの発酵手順をマネしてみます。

まずは全体をざっと洗うところから。

そしたら、広げてしんなりさせます。ちょうどいい新聞紙みたいなのがなかったのでダンボールで、

夜まで置いといて、なんとなくしんなりしてきました。よくわからんけどOKとしましょう。

そしたらこれを揉みます。細胞壁を壊して、成分をでやすくするらしい。

ビニールに入れて、もみもみ!

もんだたあとに香りを嗅いでみると…

変態っぽいですが、クワの葉の香りをかぐ私です

「おおっ!?なんかお茶っぽい香りがする気がする!??」

なんとなくいい感じな気がするので、乾燥させましょう。高温対応の食品乾燥機にぶちこんで、90度で朝までブン回しますよ。別に日光とかでも良いと思いますけどこっちのがラクなんで。

翌朝、

チリチリになってました。これで完成…かな!?

さっそく味見してみましょうか。ドキドキ。

クワの葉茶を飲んでみる。マズくないぞ!

できあがった茶葉はこんな感じ、カッサカサの葉っぱ。

なんか灰色にくすんだ葉っぱが混じっています。

若い葉っぱと成長した葉っぱで色が違う…のかな?

「若い葉っぱには酵素がいて、発酵を助けるんだよ。」みたいな事をアリサさんが言うてたきがしますね。それで色が違うのかな?

これを混ぜて淹れると味がいいらしい。

へぇー!

てきとうにつかんだ葉っぱにお湯をそそいでみると…

オォ!!

すぐに色が変わりました。

ほんのり緑がかった黄色、なんとなく美味しそうな色なのでは?

香りはどうでしょう…?

クンクン。

草木の香りと、ほんのり香ばしい焙煎した?みたいな香り。悪くありません。

少なくとも、よくあるマズみ要素の草っぽい・葉っぱっぽい・青々しい、といった香りはゼロ。つまりなんとなくいけそう!

飲んでみましょうか。

ずず…

ん!

普通においしい。

苦み・臭み・青臭さ、どれもありません。さっぱりしていて、ほんのり甘みもあるような?

警戒していただけに拍子抜け。

知らずに「お茶です。」と出されたら、「飲みやすいですね~!」ってグビグビ飲んじゃうと思います。冷やしても美味しいんじゃないかな。

普通にアリ!

クワの葉茶、美味しいです。ごちそうさまでした。

まとめ

どこにでも生えてるクワの木の葉っぱをむしってお茶にしてみました。

難しいこと考えずマネしてやってみただけですが、ちゃんと美味しいお茶ができてびっくり!今回は美味しさ優先でつんでみたので次は健康成分優先でやってみたいと思います。今度こそマズかったらやだなー!

クワ(桑)

【採取場所】公園・河川敷・山野
【採取時期】4~8月
クワ科クワ属。中国北部から朝鮮半島にかけての原産と言われている。GWあけごろに実をつける。黒く色づいたら食べ頃、甘くて美味しい。葉はお茶の材料になる。

参考にさせていただいた資料:Wikipedia

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【おまけ料理レシピ】クワの葉茶(栄養素たっぷりver)

【材料】
クワの葉

【作り方】
1.
8月ごろ、クワの葉を摘む。
日当たりのいい場所の葉っぱがおすすめ。
天気予報をみて、しばらく晴れる日に摘もう。

2.
葉っぱを半日~1日、日陰においてしんなりさせる。

3.
しんなりしたら袋に入れて、優しくもみほぐす。

4.
もんだら日当たりの良い場所に広げて乾かす。

5.
カラカラになったら、フライパンで乾煎りする。

6.
香ばしい香りがでてきたら、熱々のお湯で淹れて完成。