ハリギリとタラノメを秘密兵器でGETし食べ比べ

2022年3月29日野草・山菜タラノメ, ハリギリ, 季節【春】

#とって食べるドキュ 更新せんでん!
"アライグマの丸焼きBBQ とって食べる会2021冬"

前回の #とって食べる会 のレポートが動画になりました!目玉はアライグマの丸焼き!?

春の、桜がちょうど見頃な頃、毎年恒例の山菜採りに行ってきました。

うさ団子の材料採取

今回は物好きな友人を連れてきまして、

電車とバスを乗り継いで、都心から離れた山にやってきましては登山すること小一時間。

そのお目当ては定番タラノメ。

今回はそれに加えてちょっぴりレアなハリギリもゲット、

二種類とれたもんで、食べ比べてみたレポートです。

タラ芽とりの秘密兵器、ケーブルキャッチャー!

タラノキはまっすぐ高く育つ木。

それゆえ、育ったタラノキの場合、芽が手の届かないところにできていることも多く、悔しい思いをすることも多々あります。

今回はその悔しい思いを打破すべく、秘密兵器・ケーブルキャッチャーというもの持参しました。

タラの芽、私はこれくらいの伸びたのが好き~

「ケーブルキャッチャーってナニ?」

という声が聞こえそうですね、

えっと、雑に言うと長い棒。

釣り竿のような構造で、長く、かつ先端にフックがついているもの。このフック先端の芽にひっかけてぐいっとひっぱれば、芽だけポロッとれるというわけ。

コレはマズイと噂のカラスザンショウ

この日も低いところの芽はだいたい取られていましたが、高いところのはボチボチ残っていました。

それを友人ら協力しつつ配線キャッチャーで確保!

晩御飯で楽しむくらいにはGETできました。

ちょっぴり荷物になりますが、便利なのでお試しあれ!

ハリギリを見つけた

お目当てのタラノメをとったあとはちょっと寄り道。

道をはずれたポイントに入っていきます。

この場所には目をつけている木がありまして…

「おっ!?」

今年は取られずに残っているじゃあないですか。

鋭くピンと伸びたトゲが特徴的

「これは何?」といいますと、

ハリギリ。

という山菜です。

タラノメと同じ系統のウコギ科の植物、こちらのほうがややマイナー。

図鑑で見たことはあったのですが、いつも取られているし、売っていることもなくって、食べられずにハギシリすること幾星霜。ついにGET!

はりきって登ってきたかいがあるってもんです!やったぜ!

ちなみに特徴は、

・タラの木より鋭いトゲ
・うろこ状のサヤ
・緑色で産毛をまとった新芽、

というところでしょうか、

♪マークみたいな新芽が可愛いですね!

聞くところによるとアクが強いらしく、地域によっては食用とみなされないのだとか。

持ち帰ってタラノメと一緒に食べてみましょう。

タラの芽とハリギリの天ぷらを味わう♪

さっそく持ち帰ってきた山菜を調理していきます。

こちらはハリギリ

今回作るメニューはすでに決まってまして、

みんな大好き山菜の天ぷらです。

こっちがタラの芽

間違いないやつ!

さっと洗ったら水気を拭き取って、

180度の油でカラッ♪

と揚げたらもう完成、

左がタラノメの天ぷら、右がハリギリの天ぷらです。

アツアツのうちに食べちゃいましょう。

塩をパラリとふって、まずはタラノメから…

いただきま~~~す!

もぐっ!

はふはふ…

定番のウマさ。山菜の旨味がたっぷり詰まって力強い味。

続いてハリギリ。

どんな味がするんでしょう?タラノメとは違うのか?

いざ実食…いただきます!

まぐっ!

もふもふもふ…

おぉ~これははっきり味が違いますね。

タラの芽と比べて、苦味野草の香りが全面に出てきます。

喉の奥が“キュ~~~~ッ!"としぼむような味、伝わるでしょうか(伝わりません)

とはいえ、それがエグイいかというとそうではなく、ウコギらしい旨味たっぷりで全く気になりません。天ぷらにしたのも正解。衣と油の風味がこのクセと非常によく合います。

私は好きです。これは日本酒とか飲みながら食べたい味かな~!

うまいじゃないですか、ハリギリ!

友人らも「美味しい。」というていたので、天ぷらにすれば万人うけする味なのではないでしょうか。

ごちそうさまでした。ちょっぴりだったのが残念なくらい、もっと食べたい!

まとめ

食べ比べた結果としては、

ハリギリ:旨味<山菜っぽさ、苦味が全面に出てるがなんだかクセになる
タラノメ:旨味>山菜っぽさ、まろやかな苦味

って感じでした。

ハリギリはいわゆる"ツウ好みの味"というやつでしょうか、めったに手に入らないものが食べられて幸せ!また来年もとりにいきたいですね。

ハリギリ

【採取場所】山野
【採取時期】3月下旬~4月上旬(土地による)
ウコギ科ハリギリ属。新芽がタラの芽に似るが、細いタラノキと異なり幹は1メートル、高さは10~20メートルの巨木に育つ(wikipedia調べ)。新芽は独特な風味で好みが分かれ、アホダラ・アクダラなどと散々な名で呼ばれることもある。

ハリギリの成木の葉、カエデによく似ている

参考にさせていただいた資料:Wikipedia、ヤマケイポケットガイド 山菜・木の実

宣伝コーナー

私が山で携帯しているガイドブック。種類豊富でわかりやすい!


ケーブルキャッチャー再掲載。高いところのケーブルを引っ張るのにも使えますよ!

山菜採りの教科書。東京にも山菜はたくさん

【おまけ料理レシピ】ハリギリの天ぷら

【材料】
ハリギリ x数個
オリーブオイル xたっぷり

・衣
水 x1カップ
小麦粉 x1カップ
卵 x2個
氷 x1カップ

【作り方】
1.
ハリギリはよく洗う、ハカマはとらなくてもよい。

2.
衣の材料をボウルで合わせる。
氷を入れる理由は温度が低いと良い感じに揚がるため。

3.
たっぷりのオリーブオイルを180度くらいまで熱する(箸から泡が出るくらい)。
オリーブオイルは業務スーパーで安く売ってますよ。

4.
ハリギリをカラッと揚げる、ぷかぷか浮いてきたくらいが目安。
塩がおすすめですが、マヨネーズや出汁醤油でも美味しい!

※天ぷらに氷を入れるやりかたは友人のM氏に教えていただきました!感謝。