キクイモを都内の川で掘ってきた

2025年8月30日野草・山菜キクイモ


都内のその辺の河原で野生のキクイモが掘れると聞きました。

キクイモってのは、アメリカ由来で昔に移入されて帰化した植物、これが野生化してそこらに生えているらしい。

キクイモ
キクイモ

健康にいい芋らしくって、栽培品がたまに売ってます。けっこう美味しいんですよね。

あれが沢山食べられるのは嬉しいのでは!!

よーし、週末は野良イモ掘りだ、楽しみっ。

キクイモを掘りに行くときのポイント

というわけで週末、その辺の河川敷にやってきました。根っこをはる植物がいそうな広い河川敷をチョイス。

ここでキクイモが掘れる場所を探しますよ~!

キクイモが生えていた草っぱら
キクイモが生えていた草っぱら

調べてみたんですけど、キクイモって面白い植物ですね!

ジャガイモ(ナス科)の仲間でもなく、サツマイモ(ヒルガオ科)の親戚でもない、キク科ヒマワリ属のイモ。

ヒマワリってイモ作るの?」

って調べたら、花で有名なあのヒマワリはイモを作らない。キクイモが特殊っぽい。ふえー。

なもんで、花もヒマワリっぽい、

キクイモの花(wikipediaより引用)
キクイモの花(wikipediaより引用)

かつ、ヒマワリみたいにたかーく伸びる。これが秋になっても残るらしく、目印になるみたい。それを目印にキクイモポイントを探します。

キクイモが生えていた草っぱら

30分ほどほど河原をウロウロしたところ、

「これかな?」

それっぽい草を発見。

キクイモの花

私の背をゆうに超える高さで、てっぺんに丸っこい花がいくつかついています。

葉っぱもチェック、

キクイモの葉っぱ

ヒマワリみたいに大きくて、毛の名残があります。かなりそれっぽい。

キクイモで間違いないでしょう。

キクイモの花

そしたら根本をほっていくのですが…

キクイモの根本にたどり着くのがまあまあしんどい。背の高い植物にツルがからんでヤブっぽくなってて、入っていけないんですよね。なおかつカナムグラみたいなトゲがあるやつもいて痛い!

「これ結構たいへんだ…」

ハサミとかあればスムーズだったかもしれません。無いものはしょうがないので手袋してかき分けていきます。

キクイモを掘る

あっ!そういえばスコップを持ってくるのを忘れました(てへ)

しょうがないのでその辺の枝とかを拾って掘っていきます。

だんだん暗くなってきました。

『これちゃんとキクイモ掘れるのか?』感が出てきましたね?

キクイモを掘る

ヒマワリもどきの太めの茎をたぐって、根本を掘って、しばらく掘っても何もでてこないのはパスして、次へ。

「うおー!キクイモでてこーい!」

三本目くらいで、ごろんとなんか塊がでてきました。

キクイモの根茎

このショウガみたいな形。産直でみたやつ…!

「キクイモだ!」

準備不足のせいで思ったより苦労してしまいましたが、ぶじキクイモゲット。やったぜ!

結果、このあとちっちゃいのを1個とっただけでフィニッシュ。準備不足すぎました。キクイモほりにはハサミとスコップをもっていきましょう。

とってきたキクイモを食べる

こちらが持ち帰ってきたキクイモ。今回はイモの定番料理である“フライドキクイモ"でいってみましょう。

キクイモ

形状の都合、皮はむきません。剥くと食べるところがなくなります(経験談)

とはいえ、ほりたてのキクイモは土だらけなのでブラシで掃除、

キクイモを洗う

そしたら軽く粉をはたいて揚げるだけ。

キクイモ

じゅわわ~~~!

キクイモはイモの中でもちょっと特殊で成分がニンニクに近いらしい。なもんで揚げすぎるとシナシナになります。手早くあげちゃうのがポイント。

キクイモを揚げる

ほい。完成、キクイモ入りフライバスケット。

キクイモのフライ

揚げたてのキクイモ、うまいんですよね~~~!

塩をふって、いただきます。

キクイモのフライ

もふもふ…てろてろ…

とろっとしててうまい!

イモみたいにホクホクとかカリカリはしません。悪くいえば水っぽいのですが、トロ芋好きにはたまらない食味。

キクイモのフライ

キクイモはイヌリンなど食物繊維が豊富で健康にいいらしい。つまりたくさん食べてもオッケーやったぜ。まぁ揚げてプラマイ:マイナスでしょうが!

ちなみに一緒に揚げたのは、その辺のスーパーで買ってきたチキン(うまい!)と、

その辺の川で釣ってきたスッポン(めっちゃうまい!)

カメのからあげ
スッポンのからあげ

揚げたものはだいたいうまい。

最高です!

ごちそうさまでした。

まとめ

キクイモを掘りにいくなら、でかい河川敷。キクイモを探すポイントは、花を目印に探す、ハサミとスコップを忘れない、というところでしょうか。行ってすぐ発見できたので難易度は高くなさそうです。

今回は準備不足でちょい大変な思いをしたので、次は準備をばっちりやってキクイモパーティをやりたいところ。みんなもキクイモゲットじゃぞ~。

キクイモ(菊芋)

【採取場所】河川敷
【採取時期】秋~冬
キク科ヒマワリ属。アメリカ大陸原産の多年草。日本には江戸時代くらいに入ってきて帰化したもので、野生化して各地に生息している。根茎が食用になる。

参考にさせていただいた資料:Wikipedia

食べられる草の前に、食べられない草を学ぶのがオススメ

身近な野草の料理に詳しい本はコチラ

木の種類を調べるのに樹皮ハンドブックが便利

【おまけ料理レシピ】フライド・キクイモ

【材料】
キクイモ ※たまに道の駅か直売所で売ってる

【作り方】
1.
キクイモの掃除は金タワシかブラシでこすって、皮を軽くそぎ落とす程度でいい。
一口サイズにもぐか、カットしておく。

2.
油を180度まで加熱する。ラードを混ぜると美味しい。

3.
軽く片栗粉をはたいて、油で2~3分揚げる。

4.
粗熱がとれたら塩をふっていただく。
うまい。