エノキの木の実の味は?
夏の終わりごろ、公園で実をつけている木を発見。
実は小粒で豆粒サイズ。それもアズキくらいの大きさ。これはあれですね、エノキだ。
エノキといってもキノコ(エノキタケ)ではなく、その代表ホストであるエノキの木。エノキの木に生えてるからエノキタケ。
それくらいメジャーな木なんですが、キノコほど名が知られてないキノコに乗っ取られた木ポジション。
でも、ちゃんと実もつけて、そこそこ美味しいです。
ぜんっぜん食べるところないけど…!
そんなエノキタケの味や、いちおう料理もやってみたレポートです。
エノキの木ってどんなやつ?
エノキは在来の広葉樹の一種。木で都内の公園にもよく植わっています。
木肌は白っぽくて、ちょっとシワが浮いたかんじ。
葉っぱは水滴型。先端はぎざぎざと鋸歯あり。色は光沢があって深緑色。
葉脈は左右非対称、慣れてくると違和感で気づけるかも?
秋には丸くて茶色い実をたくさんつけるのですぐわかります。そしてこの実は食べられるし、そこそこ美味しいのです。
エノキの実って食べられる?おいしい?
さてそんなエノキの実の味はといいますと…
いただきま~す。
かじり…もそ…
おっ、
ほんのり甘い。
香りは悪くないです、なんか黒糖みたいな?干し柿みたいな?こっくりした香りがするような…???
たださすがに小さい。
それにタネもでかい。
うーん…
“砂糖が禁忌とされたディストピアにおける貴重な甘味"
みたいなポジション?
沢山集めて、なんか作ったらいけたりしないかな…
やってみましょう。
100粒くらい集めて水と一緒にグツグツしますよ、あえて砂糖は入れません。エノキの甘みで勝負。
ポテトマッシャーでつぶすと、エキスがでてきました。
香りは…黒糖?
濾します。ずばー
できました。
エノキエキス
とはいえこれはぜったい薄い。
煮詰めよう。
じゅーわー
ほい完成。
エノキ100%ジャム
味は…
ぺろっ!!
ん…
ほんのり甘くて、遠くに黒糖の香り。エグみは増しました。
これはあれだ、
“砂糖がとれなくなったポストアポカリプス社会の代用シロップ"
文明が滅んだら思い出すことにしましょう。
ごちそうさまでした。
まとめ
公園でよく見てたまにかじるエノキをじっくり味わってみました。ほんのり甘くて黒糖みたいな香り。悪くはないのですが、可食部が少なすぎます。
煮詰めてペーストにしてみましたが、あんまり美味しくなかったです。なんか活用方法ないですかね?うーむ。
エノキ(榎)
【採取場所】公園
【採取時期】秋
アサ科エノキ属。日本在来の落葉広葉樹。数メートルのたかさに大き育つ。公園樹として都内の公園でよく見かける。鳥が実をたべフンから発芽するタイプの植物で河原にも生えている。国蝶オオムラサキなど複数の昆虫の食草、イモムシ・ケムシが苦手な皆は気をつけて(主に私)。
参考にさせていただいた資料:Wikipedia
宣伝コーナー
【おまけ料理レシピ】エノキのアポカリプスシロップ
【材料】
エノキの実
【作り方】
1.
エノキの実を採取する、茶色く熟したものを選ぶ。
2.
ひたひたにそそいだ水で煮る。
3.
沸騰して2~3分茹でたら、種を潰さないよう優しく押しつぶし、可食部をほぐす。
4.
タネと皮を濾す。
5.
エキスを煮詰める。ドロドロになったら完成。砂糖が手に入らないときにどうぞ。