ハモを釣ってさばいて食べた話

ハモ


冬、実家に帰省したときに友人を誘って釣りにいったんですけど、

その日は渋くて、なーんもつれない。気温0度で強風吹きすさぶ中やってて、釣れたのは夕まずめの豆アジ一匹だけ。

釣りをする私

アジ一匹持ち帰ってもしょーがないので、泳がせてみよっか。と泳がせにチャレンジ。

ハモを釣った堤防

エレベーター仕掛けという、先に重りを投げて、そのあとに道糸に沿ってアジを泳がせていくスタイル。

放置してしばらくすると、、、

ハモを釣った堤防

ぎゅうううん!!

力強いドラグ音。おっ!青物でもかかったか?やったぜ。

竿を取り巻いていくと、、、

ハモが網を離さない!

なんか、ニョロニョロしたのきた。

ウミヘビ??

ハモの顔

ワニみたいな口で、網に噛みついて離しません。噛み癖が悪い。

すっぽんより悪いんじゃないかな、だれ?

釣れたハモ

でかくて細長くてワニ口っていうと…

そうかハモってやつか

ハモを釣って喜ぶ私

初めて釣りました。こんなでかいんだ!1m以上ありますよ。

美味しい魚と聞いたことがあります。やったぜ!

ハモをさばく

釣ってきたハモを実家に持ち込みさばきます。実家は土間の調理場があって快適ですね~。

ハモのサイズをはかる

測ってみたところ、1m以上、でかい!!

お酢でヌメリをうかせて、

ハモのしたごしらえ
お酢で洗うとヌメリ(ムチン)が固まるのです

包丁でこそいで、

ハモのしたごしらえ
きれいにとれました

内臓をだして、

ハモのしたごしらえ
胃袋からはアジが出てきました

まな板サイズにぶったぎったうえで、三枚に下ろします

ハモをさばく
ウナギの仲間で血に毒があるため、目に入らないよう注意(メガネしてます)

身はこんな感じ、

ハモをさばく
まな板にのるサイズでカット

ほんのりピンクですっきりとした白身。おいしそう!

ハモの骨切りのコツ

ハモは調理方法が独特、身の中に骨が沢山入っていて食べづらいので、骨切りという工程で、骨を砕くのです。

ハモの骨切り

やりかたはシンプル、皮を下にした身を、包丁をまな板に押し付けるように骨を切っていきます。骨は皮の近くにあり、当たるとザクッとした手応えがあります。骨を切りつつ、皮を残すのがまあ難しい!

ハモの骨切りチャレンジをする私

プロは1㎜のあいだに、三回は刃を入れられるらしいのですが、素人な私は1㎜に1回くらい切れれば良いかな…?よくない?いいよね?

というわけで、レッツチャレンジ!!

骨切りしたハモ

ジャキ!ジャキ!

難しい。

うまく骨が切れていなかったり、逆に皮まで切れちゃったりしますね。

それに、1ミリに1回、切れてない気がする…!

骨切りしたハモ

何度かやってるとわかってきたのですが、包丁の付け根をまな板にあたたうえで、体重を乗せて、まっすぐ当てていくのがコツっぽい?

うまくいったものがこんな感じ、

ハモの骨切りをやってみた

裏側。

包丁を押し当てた後が残っていますが、切れていません。

ハモの骨切りをやってみた

なんとなく骨切りできてるような?次いってみましょう。

ハモ料理を色々作る

まずは刃物定番料理、湯引きを作ります。

これは骨切りしたハモを茹でるだけ。

ハモの湯引きを作る

湯に通すと、ハモの身が皮を中心に開いて、まるで花のように開きます。かわいい!

(骨切りさえしちゃえば)ただ茹でるだけで難しいところはそんなにないのですが、しいてポイントをあげると、茹で時間が難しい感じでした。ハモの湯引き

早いと半生で、食感がいまいち。茹で過ぎを恐れずしっかりめに加熱するのが大事っぽい。

というわけで、ハモの湯引き、完成っ!

🦈「正月の実家にハモを並べて、家族を怖がらせましょう。」

実家の年末だんらん風景

あれ?

意外と馴染んでません?ハモって意外と家庭的な料理なのかもしれない。

気を取り直して…

梅味噌をつけてパクリ!

ハモの湯引き、梅肉ソース

もふもふ…

おぉ!祝いの席とかで食べたことある味!さっぱりとして旨味たっぷり。やわらかな食感がいいですね。

骨切りがうまくいってるやつは、骨が気にならずに食べられます。

ハモの湯引きを食べる

うまくいってないのは…

モゴモグ…骨だいてっ!ぺっ!

ってなっちゃいますね、骨切りむずいぞ!?

ハモの天ぷらがうまい

湯引きをたくさん作ったわけですが、これ飽きるんですよ。

上品な味わいはいいんですけど、たくさん食べるものではないです。一個でいい!家族も同意見。

湯引きにしたものも、残りは揚げちゃおうということになりました。

ハモを揚げる私
東京でとって食べる生活のひと、実家フォーム

天ぷら粉をつけて、カラッとあげます。それに少骨切りに失敗したヤツも気にならないはず。

ハモの天ぷら

天ぷら粉をつけて、180度でカリッとね、

ハモの天ぷら

湯引きにしちゃったものも、ニンニク醤油ダレにつけて揚げました。

竜田あげ、ハモってほらなんかドラゴンっぽいし。ドラゴン揚げってことで。

ハモの竜田揚げ

まずは天ぷらから…、

天つゆをつけていただくと、

カリッ!

ハモの天ぷら

かなりうまい!外側のカワリカリに対して、中身はふわっふわ。

竜田揚げもうまい!醤油の香りが香ばしくて良いですね。骨切りにした断面に醤油がしっかり染みてるのかな?何もつけずにバクバクいけちゃう。

ハモの竜田揚げ

ハモは揚げるべき生き物だったのかもしれません。

ごちそうさまでした。

余談、ハモのスープが異次元のうまさ

骨がもったいなかったので、ハモとショウガでお吸い物を作ろうかな、と沸かしてみたのですが…

ハモスープをとる

豚骨スープみたいな色のスープがとれました。

これがすごい…!

ハモスープ

めっちゃ濃厚で旨い。

魚とは思えないほど、めちゃめちゃコッテリした味がするんですよ。麺を入れたら最高でした。

ハモはやっぱり茹でるべき食材なのかも?

ブームきちゃうんじゃないですか?ハモラーメン。

まとめ

ハモが釣れたのでさばいて食べてみました。

わかったことは、湯引きはすぐに飽きる。揚げ物が最高。ということ、骨も気になりづらくなりますしね、揚げ物は正義。とはいえ他の料理も研究したいですね。スープうまかったし。また釣れないかな~。

ハモ(鱧)

【採取場所】ちょっと深めの海岸
【採取時期】通年、夜
ハモ科ハモ属。名前の由来は諸説あるがよく噛みつくから「喰も(ハモ)」という名前をあてられたという説がある。ウナギの遠い親戚だが川へ入ってくることも、マリアナ海溝へ旅することもない。味はよいのだが、いわゆる"血合い骨"が長く伸びていて食べづらい。美味しく食べるには"骨切り"の工程が必須。

参考にさせていただいた資料:Wikipedia

宣伝コーナー

図鑑をもって水族館にいくと楽しい!

おすすめ九州醤油。最強に甘くてこってりのやつ。正月はいつも買って帰ります。

おすすめ九州醤油。旨味バチバチの高級醤油。これも買って帰りました。

 

【おまけ料理レシピ】ハモの竜田揚げ

【材料】
ハモ
小麦粉

・タレ
醤油

ニンニク

【作り方】
1.
ハモを三枚におろし、背びれと腹骨を落とす。

2.
ハモの身を骨切りする。

3.
一口サイズにカットして、タレ(醤油・酒・ニンニク)に漬ける。15分ほど待つ。

4.
180度の油でカラッと揚げる。
揚げたてがうまい。

ハモ