ビワのウマい果実酒の作り方(と注意事項!)のメモ
果物を沢山ひろってきました。
ビワとクルミとウメ。
梅雨前くらいの採取活動。案外そこらの河原とか公園で拾えるんです。
大量にGETしたんで「なんかやりたいなー!」と、ビワで果実酒を作ったらメチャウマだったので聞いてください。
ビワ果実酒の作り方
ビワは実家の裏山にむかし植わってあってですね、はじめて仕込んだ果実酒がビワ酒でした。かれこれ10年以上前、たいそう美味しかった記憶。
「「 また飲みたい! 」」
ということでやっていきましょう、
まずは、ざっと洗ったビワの悪くなってるところをカット、
んで、おしりの*のところをきりとります。
こんな感じ?
そしたらタネのエキスがよく出るよう“縦に切り込み"を入れて、氷砂糖と一緒にビンに詰めていきます。
ビンにぎちぎちに詰めたらホワイトリカー(35度)を注いで完成。かんたん!
あとはフタをして、1年放置ほど熟成。
前に作ったときは少量だったんですけど、今回は大瓶に大量。たのしみですね!
※注意事項がひとつあります(後述)
完成したビワ酒がうまい!
んで、1年たったものがコチラ。
『半年で実を出す』ってレシピもあるんですが、めんどうなので実はそのままにしちゃいました。
試しに飲んでみましょう。
ず…
うまい!!
ちゃんと杏仁香があります。すっごいおいしい。アマレットっていうアーモンド香のするリキュールがあるんですけど、あれに似ているような?
ストレートで飲んでもうまいですけど、カクテルのベースにしても美味しいのではなかろうかっ!
ただ注意点がひとつ
ビワの種子には有毒な青酸に変化するアミグダリンが含まれ、種を利用した加工品にも含まれる可能性があります。青酸を大量摂取すると食中毒につながる可能性があります。
食品中のシアン化合物含有量と低減方法に関する調査研究というソースに「ビワの種酒によるシアン含有量の推移」のデータがあり、6ヶ月漬け込んだビワ種酒にはじゅうぶん含まれることが記載されておりました。参考までに。 ※シアン化合物=青酸配糖体
※厚生労働省によると10ppmで販売不可とのこと、これは" 10 µg / 1g “という値みたいです。(下のグラフと比較するとよっぽど多い!こわいね!)
というわけで種入りのビワ酒はちょっぴりリスクがあります。"ビワ酒を飲んで死亡"なんてニュースは聞いたことがないですが、マネして自作する方は自己責任でどうかお願いしますヨ!
とはいえ、青酸配糖体はゆっくりと分解され減少するそうです。その過程で"シアン化水素"という有害物質が生産されますが、気化して抜けていくようです。
それでも心配な方は種抜きで作ってください!!!
ビワ酒でカクテルを作ってみる
さて気を取り直してビワ酒の話に戻ります。
『アマレットに似てる』ってことで、アマレットの代わりにカクテルを作ってみますよ。
ロードランナー(ビワ酒バージョン)
まずはロードランナーというカクテルから、
【 ロードランナーのレシピ 】
・ウォッカ 30ml
・アマレット 15ml
・ココナッツミルク 15ml
今回はもろもろ省略して ビワ酒1:ココナッツミルク1 というレシピでいってみましょう。
ビワ酒にココナッツミルクを加え
→氷で冷まして
→氷を取り除く
完成。
ビワ酒で作るなんちゃってロードランナー
ちびり…
うまい!!
なんならそのまま飲むよりうまいですね。ビワのクセがココナッツでかき消されてリッチな味わい。これはうまい。さすがバーテンダー協会のコンペティション優勝作品!
もう一品、
ゴッドファーザー(ビワ酒バージョン)
【ビワ酒ゴッドファーザーのレシピ】
ウィスキー 45ml
ビワ酒 15ml
ビワ酒1とウィスキー3を混ぜ合わせ、氷を加えてよく混ぜる。
完成!
ビワ酒で作るそれっぽいゴッドファーザー
ぐび。
うまい!ビワ酒にウィスキーの深みが合わさって、ちょっぴり大人の酒って感じですね。
どっちかというと、ロードランナーのほうが好きかな~!コップ一杯飲みたいっ!!
あぁ~~~!
へべれけになってきました。
ごちそうさま~です~~~。
まとめ
その辺でひろってきた大量のビワでビワのお酒を作ってみました。
アマレットみたいな杏仁香がしてメチャメチャ美味しいんですけど、注意点があるよ!というお話でした。むかしから果実酒が好きで色々作ってきましたんですよ。また別の題材で話をさせてください。
ビワ(枇杷)
【採取場所】河川敷や海岸
【採取時期】初夏
ビワ科シャリンバイ属。中国中部原産の果樹。古代に持ち込まれて帰化したと考えられている。庭木や公園樹として用いられる事も多い。実は多汁で生食できるが鮮度をもたせることが難しい。食べきれない分はジャム・コンポート、などにすると良い。
※ビワの種子には有毒な青酸に変化するアミグダリンが含まれます。食用にする場合は十分に注意してください。種を生食することは推奨されません。
「アミグダリンは果実の成熟に従い、植物中に含まれる酵素エムルシンによりシアン化水素(青酸)、ベンズアルデヒド(アーモンドや杏仁、ビワ酒に共通する芳香成分)、グルコースに分解されて消失する。この時に発生する青酸も揮散や分解で消失していく。また、加工によっても分解が促進される。(wikipedia より引用)」
とのことです。自己責任のうえご利用ください。
参考にさせていただいた資料:Wikipedia、cocktaillog
宣伝コーナー
【おまけ料理レシピ】ビワ酒
※ビワの種子には有毒な青酸に変化するアミグダリンが含まれます。多量摂取しないよう気をつけたうえで、自己責任でお願いします。
【材料】
ビワ
氷砂糖
ホワイトリカー35度
【作り方】
1.
拾ってきたビワはよく洗い、尻*の部分を切り取り、
縦にぐるっとタネまで切れ目を入れる。
※青酸による中毒が心配な方は種を取り除きましょう。
2.
よく洗ったビンにホワイトリカーを入れ、軽くふって殺菌する。
ビンにビワと氷砂糖を入れていく、重量で1:1くらいにするといい。
3.
首まで詰めたら、ホワイトリカーを注ぐ。
4.
半年たったところで実を抜く。
5.
まる1年漬けたら完成。