東京でとって食べる生活

ヤマモモのシロップ漬けはまるで血液なライチ酒の味わい

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梅雨のはじめ都内をバイクで走っていたトコロ、異様なオーラを発する木を発見。

何の変哲もない等間隔に植わった街路樹なのですが、何だか雰囲気がおかしい。

よくよく見るとたわわにぶら下がる赤い木の実、

これはなんぞや?
というわけで停めてさっそく調査を実施。

地面にたくさん実が落ちています
真っ赤な木の実の絨毯は遠くからでも目立つほど。

落ちた実を観察してみると、ヘビイチゴのような見た目、

赤くてゴツゴツ、加えて甘酸っぱい香り。

これは…

念願の…

ヤマモモ!

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ヤマモモに出会った

ヤマモモ。山野に自生している果物として有名な木の実で、美味しいと聞き前から食べてみたいと探していたのです。

食べたかったものが目の前にやってくるとは、
棚からぼたもちってあるんですね。

ぼたぼた落ちまくってもったいないのですが…

見上げてみると、木にまだまだ沢山のヤマモモ、

熟れきったものが落ちてくるようです。

せっかくなので、もいでさっそく一粒食べてみましょう。

ぷちっ、もぐもぐ…

真ん中にけっこう大きな種がありますね(食べづらい)

棚から落ちてきたらちょっと痛そう

食感は…思ったより柔らかい。
ちょっとシャリシャリしてる。

梅干しのような独特な風味がしますね。

味は…スモモっぽい?
甘さは控えめで、酸味が強いです。

もっと甘そうなイメージがあったのですが、
環境か、品種かに理由があるのでしょうか。

とはいえ香りは強いので、加工の一手間で見違えそうなポテンシャルを感じます。

というわけで、加工してみるべくまとまった量を採種してみました。

 

ヤマモモのシロップ漬けを作ってみる

採種したヤマモモを料理していきます。

今回はシロップ漬けをやってみたいと思います。

まずはよく洗って、汚れを落とします。

缶詰くらいの甘さのシロップを作って、
ビンに詰めてみました。

これを冷蔵庫にいれて熟成させます。

1ヶ月後、

なんとシロップが真っ赤に!

まるで血のよう。

あけてみると、桃缶を3倍濃くしたような香りがぶわっと、

想像以上に強烈、
これは味にも期待できるのでは…!

まずはひとつぶ味見、

ぱくりといってみましょう。

オオオッ!

美味しい。

不足していた甘みをシロップが補ってバランスがよくなったのもあるのですが、もともと強かった香りがシロップに滲み出て鮮花やな風味。

フレッシュな状態よりもうまい。

うまいシロップを活かすため、ナタデココとあんこでアンミツ風のデザートにしてみました。

シロップの赤がビビッドすぎて小豆と混じってしまいました

味はもちろん美味しい!

この香りがナタデココと合うんです。

寒天だと和な感じにまとまってよかったのでしょうが、これはこれでトロピカルでアリでしょう。

これは良いものを知りました。

本当は寒天がよかったのですが、スーパーで見つからなくて…

お次はヨーグルトと一緒に、

白と赤のコントラストでインスタばえするやつ

こちらは、たまたま家にきていた友人のヤマモトさんにヤマモモをヤマモリで提供。

感想を聞いたところ、「種がうぜえ!」というありがたいお言葉をいただいたので、別のワードを要求。

するとライチみたいとのこと。

「へー、これがヤマモモね。」

言われてみれば、茘枝酒(ライチチュウ)の香りに似ているかも?

この香りはお酒に漬けてリキュールとかも絶対うまい、真っ赤な茘枝酒ができちゃいますね。

次回は恐れずにもっと沢山採種して色々やってみよう。

ごちそうさまでした。


○まとめ

ヤマモモは加工することで香りが引き立つ奥深い里山フルーツでした。

東京にも街路樹として道端や公園に植わっている身近な植物ですので、地面にたくさんの実が落ちているのを見かけたら、ぜひそんなヤマモモのことを思い出してチャレンジしてみていただきたい。

■ヤマモモ
ヤマモモ科ヤマモモ属の常緑樹。栄養価の低い土壌でも育つため街路樹としてよく利用される。中国には食に適した栽培種も存在。6月頃に赤色の実をつける。熟れた実は触れただけで落下してしまうので、ビニール袋かビニール傘を構えてポロポロ落とすのが効率がよい。

 

【おまけ料理レシピ】ヤマモモのシロップ漬け

【材料】
ヤマモモ x30~50粒くらい
500ml くらい入るビン
水 x1.5カップ
砂糖 x1.5カップ(好みで調整してください)

【作り方】
1.
ヤマモモは赤く色づいて柔らかいものを採種し、よく洗います。
ビンに30度以上のアルコールか、熱湯を回し入れ、消毒しておきます。

2.
水を鍋にあけ、沸騰させます。
沸騰したら弱火にし、砂糖を加えよく溶かしてください。

3.
砂糖がとけたところでヤマモモを加え、なじませます。
再沸騰させないように気をつけてください。

4.
粗熱をとったら、ビンに詰め、フタをし、冷蔵庫で保存してください。
1ヶ月ほどで食べごろになります。

そのまま食べても美味しいですが、ソーダやお酒で割ったり、
ゼリーにしたり、冷やしてアイスにしても美味しい。

 


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