サルトリイバラのつるを食べてみた
場所によって食べたり食べなかったりする植物って、よさみがありませんか?
そんなよさみのあるサルトリイバラをご存知でしょうか。
四国や韓国で食べられるという野草です。
独特な形の葉っぱをしたつる性の植物で、葉を餅にするほか、新芽や木の実も食べられるんだとか。
山にいくとちょいちょい見かけるやつで、私はツル先を食べるのがお気に入り。
今回はそんなサルトリイバラを食べた話をさせて下さい。
サルトリイバラってどんな植物?
サルトリイバラはこんなやつでツル植物の一種。
日本各地の山野に自生する植物、木質化するので多年草というより木の一種で、その名の通りトゲがあるのが特徴。
葉っぱも独特な形状をしており、他と見分けるのがとっても簡単。まず楕円形で、先端が湾曲しています。
加えて中央が凹んで、非常に独特。
こんな葉っぱ他になくって、一度覚えたら忘れません。
この葉っぱは食用になるそうで、四国のほうだと“柏餅"を包む葉っぱにするんだそうですよ。へええええ。
また、韓国でもこの葉っぱを使う料理があるそうで、マンゲトク(망개떡)というらしい。よっぽど美味しい葉なのでしょう。これは食べてみたい…!
こちらは花。初夏にポンポンみたいな小さな花をつけます。
んで、その花が終わると実がついてこんな感じ。
これが秋になると赤く色づき、そのまま食べられるんだそう。
こんな感じ↓ どんな味がするんでしょうね…!(未食)
葉も実も利用できるサルトリイバラ。見かけたら利用しないテはないほど有用な植物。エラい!
サルトリイバラのつるも食べられる
さて、そんなサルトリイバラなのですが、とりにいった日には若葉が終わっちゃっていたのです(悲しい…)
シカシ!葉っぱがだめでもつるの先端が食べられるらしい。転んでもただでは起きませんよ。
おひたしや天ぷらになるんだとか。
先端の柔らかそうな部分(黄緑色のところ)をさわってみると…
ポキリ。
簡単に折り取れました。
ふんふん、確かに柔らかくて美味しそう。
おおぶりでしっかり食べられそうな出で立ち。つる先は長いシーズンとれるので、ありがたい。
集めて食べてみましょう。
サルトリイバラの新芽の味は?
持ち帰ってきたサルトリイバラのつるはオーソドックスな天ぷらで食べてみます。
質感はポキポキとして独特、野菜にはあんまりないですよねこういうの!
どんな天ぷらになるんでしょうか。
衣をつけて~
ジュワ~~~っとね。
ちょっと大ぶりなのもいってみましょう。ポキリと折れたのだからいけるはず…!
カラッと揚がりました。
こういうのは揚げたてに限るよね!ってことでさっそく食べてみます。
手づかみでいいよねもう。いただきまーす!
サクッ…
ん!
おいしい。
クセがなくホクホクとした食感。
天ぷらというより、スナック菓子みたいな感じ。上品なフライドポテトみたいな…?
もう一品。
こぶりなものを、まとめてかき揚げにしてみましたよ。
これも手づかみで!
がぶり!ジャキッ…
ん。コレも美味しい。
サクサクとしてクセがなく、シンプルな木の芽の旨味。うまいなー!
◯亀製麺で売ってたらトッピングしちゃう。
いや、それよりマック寄りか!?ジャンクなんですよね。なんか。
ごちそうさまでした。
まとめ
葉っぱも実も食べられるツル植物。サルトリイバラ。つる先がとれたので、天ぷらにして食べてみました。揚げたてはサクサクとしてクセのない風味、上品というかどちらかというとジャンクフード的な味でした。
次はモチを包んで食べてみたいところ。よく考えたら柏餅を包む葉は食べずに捨てるわけで、食べられない硬さの葉っぱでもいいのかな?やってみよう。
サルトリイバラ
【採取場所】山裾
【採取時期】初夏
サルトリイバラ科シオデ属。山野に自生するツル性の樹木。名前の通り大ぶりのトゲがつき、サルもからめとってしまうほどだとか。葉をモチ包みの用途に使うほか秋に赤い実も食べられる。
参考にさせていただいた資料:Wikipedia
宣伝コーナー
【おまけ料理レシピ】サルトリイバラの天ぷら
【材料】
サルトリイバラのつる先 x数本
油 x適量
・天ぷら粉の材料
小麦粉 x適量
卵 x1個
水 x適量
氷 x数個
ベーキングパウダー x少量
【作り方】
1.
サルトリイバラのつる先の黄緑色のところを折り取る。
軽く触れてポキリと折れるところでとる。
2.
卵をとき、氷と少量の水を加えふった小麦粉・ベーキングパウダーをとく。キュッと冷たくするのが美味しいかき揚げのコツ。
3.
サルトリイバラのつる先に2をからめ、180度の油に落とし短時間でサッと揚げる。
4.
浮いてきて、音がジュワジュワからパチパチに変わった事を確認するのがポイント。
5.
熱いうちにサッと塩をふっていただく。