セイタカアワダチソウはマズいが茎と花は食べられる!
野生の植物を食べていると、時折けっこうキツい奴に出会います。
例えばセイタカアワダチソウ。

薬効があって
海外では食べるらしくて、
めちゃめちゃそこら中に生えている!!

そんなん食べるしかないでしょ!!
…と私も食べてみたのですが、想像以上にアレでした。
今回はそんなセイタカアワダチソウを何とか美味しく食べてやろうとチャレンジしてみたまとめです。
セイタカアワダチソウってどんな植物?
秋ごろ、鮮やかな黄色い花を咲かせた植物を見たことはないでしょうか。

そう、空き地でよく見るアイツ、
インパクトのある見た目と名前で覚えている方も多いハズ。

外来植物で原産地は北アメリカ。
あっちではゴールデンロッドと呼ばれています。確かにそれっぽい!
また、昔は花粉症の原因なんじゃないか!などと言われましたが、虫媒花らしく、その手の害はないそうでちょっと安心。

とはいえ繁殖力がやっかいで、ちょっとした土があればコンクリの隙間からでも生えくるほど。ほっとくとこればっかりになります。

そんな植物は何とか生活に生かしていきたいところ!
薬効があるそうで、原産地ではハーブとしてお茶で飲むそうなのですが、この匂いがけっこうキツくて日本人向けではない感じ。

他になんとかならんものか?
ということで、今回は食べることでの活用にチャレンジしてみることにしました。
セイタカアワダチソウを食べてみた初夏
まずは初夏の若いセイタカアワダチソウからチャレンジ!

先端の若いぶぶんを採取してきました。

手触りは何となく食べられそうですが、さてどうでしょう。
セイタカアワダチソウをおひたしで食べてみる
まずは素のままの味をみてみよう!
ということでおひたしでいってみます。
しっかりめに茹でまして、

ザルで水けをきります。
ぱっとみホウレンソウみたい?
いけるか?

めんつゆをかけて試食。

ゴワ…ゴワ…
あーーーっ!!
無理!!!!!!
食感がまずダメ、
紙やすりのようなジョリジョリした舌ざわり!
それに噛みしめると染み出す春菊の3倍くらい苦いエキス。
おひたし:✕
バツ、ダメっ!!
次いってみましょう。
セイタカアワダチソウの炒めものを食べてみる
この香りをまずなんとかせねば…
ということで、しょっぱなから最終兵器を投入していきましょう!
カレー風味のスパイスを用意しました。

これで先程の茹でた葉っぱをサッと炒めてみます。
完成、
セイタカアワダチソウのスパイス炒め。

苦味は油で中和できるはず、
さてどうだ?

ぱくり。
モサモサモサモサモサ…
オッケー…!
香りはいけるようになりました。
しかし、食感のゴワつきは健在。
若干柔らかくなりましたが…好んで食べたいものではありません。
スパイス炒め:▲
結果、サンカクっ!
とします!
シカシ、そこそこイケル部位もありました。
それは先端の茎。

ここだけはアスパラみたく、ポリポリと食べられるのです。
スパイスと油のおかげで苦味もマイルド。
先端の炒めもの:○
食える…!
セイタカアワダチソウが食えるぞ…っ!!
ということで、初夏のセイタカアワダチソウの攻略方法は、
スパイスをまぶして炒める。
先端の茎はそこそこうまい。
以上、
先端は茹でてマヨネーズでもいけそうです。
セイタカアワダチソウを食べてみた秋
さて、初夏にマズい思いをした私ですが、
秋にまた性懲りもなくセイタカアワダチソウをとってきました。

Wikipediaに…
花は蜜があるので甘い[要出典]
と記載があり、花の味が気になってしまったのです。

匂いはほぼナシ。
見た目はきれいですが、さて??
セイタカアワダチソウの花を食べてみる
さすがに成長していますね。
初夏では食べられた先端の茎がガチガチ。
まるで木の枝みたいな硬さ、
包丁が通りません!

茎は食べられそうにないですね。
まだ柔らかい枝葉を切り落とし、そこを使ってみることにします。

選り分けたものがコチラ、
柔らかく、なんとなく美味しそうにも見えます。

まずはその、
蜜の甘さ。
を確かめてやりましょう。
というわけで、花だけをむしってレンチンしてみました。

めんつゆをかけたら、完成。
ゴールデンロッドフラワーの出汁合え
さっそく味見!

ぱくり。
ギョリギョリギョリ…
甘くなーーーーーい!!!
完全に騙されました。
甘さは感じ取れるほどではないですし、ツボミが固くて食感も最悪。
ツボミのおひたし:✕
バツ!残念ながら廃棄します!
セイタカアワダチソウの天ぷら
かくなるうえは真の最終手段、
これをやって食べられない草は存在しないという…あの、
天ぷら。
をやるしかないでしょう。

天ぷら粉を作りまして、
油でジュワワワワ~~~~。

って、
うっわ!!
めっちゃ泡でる!!!

アワダチソウの名は伊達じゃないと?
必死にアワをすくって…

完成したのがコチラ、
セイタカアワダチソウの黄金かき揚げ。

お皿に盛り付けてみました。
見た目は美味しそうに仕上がりましたが、さてどうだ…?

タレは二種類、
ポン酢・ごまだれ。

ではでは…
意を決して、いただきま~~~す。

ジャキッ…
バリバリバリ…
おぉぉ~~さすが天ぷら。
いけます!美味しい!

味はクセのつよい春菊という趣、
ポン酢でもゴマだれでも美味しい。
しいていうと硬い枝があり、噛み切れずペッしました。秋は花と柔らかい葉っぱだけを使うのがベターでしょう。
それほど苦労をせずに完食!

花の天ぷら:○
オッケー、マルです!やはり天ぷらは正義!!
ごちそうさまでした。
まとめ
セイタカアワダチソウの成長とともに味を比べてみたところ、若いうちは先端の軸が、育ってくると花とツボミが、それぞれ美味しく食べられることが分かりました。
大量に手に入る食材なので、より有効に活用できる手段を探したいですね。また別の食べ方にチャレンジしてみることにしましょう。
セイタカアワダチソウ(背高泡立草・ゴールデンロッド)
【採取場所】空き地、河原、山裾、畑や休耕地(つまりどこでも)
【採取時期】3~10月(ほぼ一年中)
キク科アキノキリンソウ属。多年草で、種だけではなく根でも増える。アレロパシーを有するため他の植物の成長を阻害する。条件が揃えばこればかり茂る。サバイバルの達人はこれの穂で火起こしするらしい。
参考にさせていただいた資料:Wikipedia
宣伝コーナー
【おまけ料理レシピ】セイタカアワダチソウのアスパラ風
【材料】
セイタカアワダチソウ x適量
塩 x適量
マヨネーズ x適量
【作り方】
1.
セイタカアワダチソウを詰む、4月~5月の若いものがよい。
先の10センチくらいを摘み取り、先端以外の葉はまずいので落とす。
2.
よく洗って、沸かしたお湯に軽く塩をふったものでさっと茹でる。
3.
水をきって、マヨネーズをつけて食べる。









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