とって食べる会 野肉会【2019秋】 レポート写真集

2020年7月20日イベント


今回は、先日に実施したとって食べる会のまとめ記事です。持ち込んで下さった料理や、会場の様子を一部ではありますが写真におさめました。

参加された皆様には思い出に、惜しくも参加できなかった皆様には異文化まじわる混沌の世界の一角をお届けできたらなと。

どうぞ宜しくお願いします。

とって食べる会 野肉会 ~待ちに待った猟期、とれたて俺たちの獲物を食え!~ 募集要項

とって食べる会2019レポート

今回の会場は神奈川県横浜市のスポーツバー。

受付ではアライグマの毛皮とカメの甲羅がおでむかえ。

会場と同時に料理を持参くださるシェフのかたがた。

今回も宜しくお願いします。

さっそく、今回持ち寄られた料理を紹介していきましょう。

最初は本会のテーマである狩猟肉から、

まずは定番のシカ、

猟師さんお手製のミートソース。

こちらもシカ、ポップがかわいい。

巻狩りでとってきたそうです。丁寧に焼かれたピンク色がすばらしいの一言。@参加撮影の写真を提供いただきました。感謝。

ここでびっくりツキノワグマ・・・の足!?

おてての煮込み。コラーゲン豊富でぷるぷる。それにしてもインパクトが凄まじい…!!

クマイノシシのルーロー。

夢のタッグ。とんでもなく旨味たっぷりです。

山梨で猟師をやっているという参加者から、シカイノシシのお肉をたんと預かりしたので(感謝)

アノーバを使った低温調理や、

低温調理の鹿肉。食べそこねましたが、いわく「荒々しいジビエではなく、高級な料理のジビエな感じでバルサミコが合いそう」とのこと。

バーベキューで提供をさせていただきました。

焼き加減が難しいので腕のいいシェフに依頼。

@参加者より写真提供いただきました。ありがとうございます。@参加撮影の写真を提供いただきました。感謝。

まいったか筋肉さん@keisunkamabokoに調理して頂きました。

うまかったです。感謝!!

ナイス笑顔!(本人に許可をいただいて掲載)

鳥系のメニューも何品か提供、

こちらはキジバトの野菜詰めグリル。

見た目のインパクトも大。

ハシブトガラスのバターとハーブのマリネ。

マガモのグリル。

脂がたっぷり。

 

滴り落ちる金色の脂が最高にウマイんですよ。

とらねばならぬアライグマも大量投入。グリルで提供しました。

たくさん提供しましたが、ウマいウマいとあっというまに蒸発。全国の皆さんアライグマは美味しいですよとりましょう!

ハクビシンのグリル。

アライグマとの食べ比べ、どっちがお好みでしょう?

珍味シリーズ、シカのこうがん。

こうがんって何だっけ?と調べたらいわゆるキンタマ!?こういうの皆好きですよね(笑)あっという間に完売。@参加撮影の写真を提供いただきました。感謝

ウリ坊のリエット、

タイワンリスのパエリヤ、

などなど!

ジビエは提供されるやいなや、あっというまに蒸発していたのが印象的でした。

殺到する箸と箸と箸…!待ってもらわないと写真をとるスキすらないほど…

さてお次は

お肉といえば酒!!

今回も多くの方にお酒を持ち込んでいただきました。
本当にありがとうございます。

持ち寄られたお酒は、間違いない青森直送の田酒、一見ワインにしか見えないジビエ専用日本酒、澄み切った不思議な透明どぶろく、などなど語りきれないほど。

旨いビールもキタ!数秒でカラになってしまいありつけず…悔しい。

手作りの風味のベーコンウォッカなどの珍品も!?

飲める肉。この酒で日本酒が飲める!と大好評 @参加撮影の写真を提供いただきました。感謝

私も仕事をすっぽかしていろいろなお酒を味見させていただきました(笑)

どの酒もウマイ。最高。

かぐや姫が生まれてきそうな竹筒の熱燗も提供いただきました。

オシャレな見た目に、竹の爽やかな香り。こんな飲み方があるとは。

さてさて、続きましては魚系

秋といえば釣りのハイシーズン、魚が得意なシェフたちの逸品が並びます。

ホウライヒメジの静蒸。

本格的な中華の芳しい香りが印象的でした。

ウスバハギの水晶魚。

伊豆大島で釣ったというウスバハギ。ぷりぷり。

ボラ白子のエスカベッシュとチャナメツムタケを中心としたきのこのナムル

タウナギの煮魚。

国産…とみせかけて、××公園産のタウナギ(笑)

三崎マグロの胃と三浦半島の野草のもつなべ、

ハマダイコンとか色々はいってそう、荒々しくて最高です

魚というより魚介類?の一種なカメノテの塩ゆで。

この見た目からは想像できませんが、エビみたいな味でうまいのです。

そしてシメは、

おしゃれ系いってみましょう。

マテバシイクッキー

縄文人からの贈り物、さくさく。バターと砂糖は偉大…(制作者談)@参加撮影の写真を提供いただきました。感謝

スーナとツナのナムル。

スーナとは海藻。沖縄は石垣島からはるばるとやってきました。隠し味はぴーやし(島胡椒)

ピエ・ブルー(ムラサキシメジ)のマリネ、

横文字にするとやたらオシャレ。さっぱりしてお肉の合間にちょうどいい。

アシタバ豆腐とアシタバベーコン巻。

離島シリーズ。アシタバがそこらじゅうに生えている伊豆大島産でしょうか。

タチウオウスバハギのアラ汁、

島ノリをたっぷり入れていただきます

見よ、暴力的までの旨味のサルガッソー!!

今度大島にいったら島ノリ購入はマスト(メモ

ハニーワーム入りどんぐり蟲パン、

ガン見注意。よくよく見ると蟲が埋まっています。うわぁー!!

ハマナスジャムとリンゴのタルト、

甘酸っぱくてとても香りがよい、ハマナスとはローズヒップのことだそう

アカモミタケのキッシュ、

旨味たっぷりのアカモミタケが練り込まれてるという間違いのなさよ。

ウズラの卵のバロット

おしゃれ系と珍味のハザマ、バロットとそうでもないものが半々の楽しいくじびき。バロットを知らない方はぐぐってどうぞ(責任はとりません!)

川エビの食べるラー油、

口にいれるとエビの香りがブワッと広がって好みな味。とらねば。

豚舌のコンフィ。

これも珍味系でしょうか。

写真をご紹介できませんでしたが、タチウオの天ぷらや、タラの芽の天ぷら、他にも贅を尽くしたたくさんの料理を提供いただきました。

あっという間に消えてしまい、写真に収める事ができなかった料理もたくさん!!ウマいのでしょうがないのですけども。(もし写真をお持ちの方いらっしゃいましたらご提供下さい…!)

今回も貴重な食材を調理して下さったシェフたち、お土産持参のふとっぱらな方々、たらふく食べてくださった皆様のお陰で素晴らしいイベントとなりました。

私もめちゃくちゃ楽しませていただきました。

ここに感謝を!!

ありがとうございました。

次回は2019年度の猟期あけ、2020年4月頃の開催となります。

ひとに肉を食わせたくてたまらない猟師のみなさまがた、
珍品を食べてみたい肉食獣の方々も。

またどうぞ宜しくお願いいたします!!