【 東京でとって食べるドキュメンタリー公開遅延のお詫び 】

いつもブログを読んで頂き有難うございます。

8月上旬とお伝えしておりました「東京でとって食べるドキュメンタリー」なのですが、Amazonさんの審査が厳しく(ホントに!!)公開に遅れが生じております。申し訳ございません。

9月中には公開できるよう進めておりますので、大変心苦しいのですが今しばらくお待ち下さい。どうぞ宜しくお願いします!


ヌートリアを食べてみた。ネズミ年だからね

今年の干支はネズミ!

去年は猪食べました。そんなら今年はネズミを食べたい。
デッカいやつがいいな~~~!!

というわけで、

ヌートリアを一頭買いました!!

枝肉まるっと、

三重の猟師さんから通販で購入!

生きてる間はこんな感じ、ずんぐりむっくりな外見はネズミに見えません(写真ACより)

本当は自分でとって食べたかったのですが、東日本には生息していないんですよねこのネズミーマウスは。

念願のネズミ肉!!楽しみだな~。

そんなわけで、今回はそんなヌートリアを食べてみた話です。

ヌートリアってどんなやつ?

ヌートリアというのは、ネズミ目(齧歯目)ヌートリア科。

ちっちゃいカピバラみたいな見た目をした、れっきとしたネズミの一種、

まぁ、それでも60センチくらいに成長するのですが。

河川敷などに生息(写真ACより)

名前からお察しのとおり、本来は日本にいない外来種。

カピバラと同じく南米からやってきました。

戦時中、防寒具を作るための毛皮や食肉を目的として移入されたのだそうです。西日本を中心として養殖されていたのですが、それが逃げ出したり戦後に廃棄されたりし繁殖。

現在は養殖地であった西日本あたりに定着してしまっております。

水辺に生息する生き物で、泳ぎが得意(写真ACより)

関東にはまだおらず、最も近い場所でも静岡のあたり。

とはいえ天敵もおらず繁殖力が強い生き物ですので、ここまでやってくるのは時間の問題かもしれません。

ヌートリアを食べてみる

さてさて、可愛いヌートリアの姿を拝んだところで、台所に戻ってきましょう。

購入したのは三重県産ヌートリア、1.8キロの成体です。

綺麗に皮と内蔵をとった状態で真空パック、いい仕事ですね。

味にも期待できるのではないでしょうか!

これを冷蔵庫で解凍したものがコチラ、

ダックスフンドみたく細長い体型が印象的ですね~。

お肉を切り出します。

まずは後ろ足

これだけ見ると、鶏もも肉のようですね。

続いて前足、ややちっちゃめ。

皮は柔らかくてぷるぷる、鶏皮っぽい。

これはアバラ骨

牛でいうところのスペアリブですね。

部位を切り出したら、お次は骨抜きをやっていきます。

げっ歯類は鎖骨があるのですね!(イヌネコを含む大多数の哺乳類にはないのです)

前足、

うーんちょっとボロボロになってしまいました。肉質がやわらかめですね。

さて、こちらを早速食べてみましょう!

ヌートリアを料理する① ガーリックソテー

シンプルな味を見てみたいので、まずはそのまま焼いて食べてみます。

オリーブオイルにニンニクとトウガラシ、

じっくり香りをひきだしたところで、ヌートリアを焼き始めます。

じゅわわわわ~~

コショウをふって、じっくりソテーしていきましょう。

んん?

不思議な香りがしますね?

獣臭いというよりも、なんか川魚みたいな。

さくっと完成、

ヌートリアのガーリックソテー。

見た目は鶏モモ肉のソテーとよく似ています。

初めての食材、特にネズミ系というのが不安なので、念入りに火を通しておきました。

ま、いただいてみましょうか。

肉質はふんわり。

しっかり火を通しましたが、スッとナイフが入ります。

それではいただきます。

初ネズミ・チャレンジ!いざ。

パクリ。

モグモグ…

あっ、ちょっと臭い。

ソテーしているときから感じていましたが、獣の臭さではなくて魚のにおいです。

なんというか、

生臭ささの残った塩サバ

みたいな?

モグモグ。

特に皮目に匂いがついてるようです。皮は外したほうが美味しいかな、皮の食感はゴムみたいでそれほどよくありませんし。

味はよくわかりました!魚臭い奴。

ヌートリアを料理する② 山椒焼き

ファーストインパクトでクセがわかったので、後ろ足は山椒醤油(サンショウ)に漬け込んでおきました。

しっかり漬かっていて、いい香りがしますね。

ちなみに山椒醤油は自家製のやつ。

山椒をとって食べる話はまたいずれ。

春の山菜、山椒の芽。俗にキノメとも呼ばれます

まず骨抜き、骨の形がシンプルなため前足より簡単。

臭かった皮もひいてしまいます。

これを一口サイズにカットして、

焼いていきましょう。

臭みとりにタマネギも入れちゃいます。

追い山椒で濃い目に味付けをして…、

できました!

ヌートリアの山椒焼き with ごはん

てりってりな茶色が食欲をそそりますね!

それではいただきます!

ぱくり。

もぐもぐ…

美味しい。臭みは気になりません。

不思議な味ですね。

魚のてりやきが、

鶏肉の食感で口の中にやってきます。

まあ、美味しいから良いかな…。

濃いめの味付けでご飯にピッタリ。

魚っぽいだけに山椒との相性は良いかんじ、

この組み合わせアリなのでは。

ごちそうさまでした!

まとめ

ヌートリアはちょっぴり魚くさいのですが、味は魚系で食感はお肉という不思議生物でした。

友人の話では、若い個体はそれほど匂いが気にならなかったそうです。個体差があるのかも?

いずれは自分でハントして食べてみたいもの。いざ西日本へヌートリア遠征。買ったほうが安いのですが、"あこがれは止められない!"のですよね。

お肉の大部分は"とって食べる会"で提供しました!「美味しかった」という感想も多くいただきましたので、近くでヌートリアがとれたらぜひおためしあれ。

【注意】
本種は鳥獣保護法により保護されております。とるには狩猟法にしたがう必要がありますのでご注意ください。

ヌートリアは罠猟でとることができます。
罠猟は手軽に簡単に始められる狩猟のひとつ、興味あればはじめてみるのはいかがでしょう!

ヌートリア

【採取場所】河川、池、畑、関西に多い
【採取時期】11/15~2/15 (猟期)
ヌートリア科ヌートリア属。げっ歯類でありネズミ遠い親戚。毛皮目的で海外から移入された。水かきを持ち水辺を好んで生活する。ヨシなどの水際の植物を中心に食べるが、貝類なども食べることのある雑食性。畑の野菜やイネなども食べるため農業害獣として農家には嫌われている。

参考にさせていただいた資料:Wikipedia、国立環境研究所 侵入生物データベース

【おまけ料理レシピ】ヌートリアの照り焼き

【材料】
ヌートリア x後ろ足

・照り焼きソース
醤油 x50ml
みりん x50ml

・その他
食用油 x大さじ1くらい
コショウ x適量
山椒 x粉でOK、あれば

【作り方】
1.
ヌートリアの身は皮をはいで、コショウをふっておく。
臭いのが好きな方はそのままでもOK。

2.
フライパンに食用油をあけ、温まったところでヌートリアを焼く。
軽く焦げ目がつく程度にしっかり焼いたら、ひっくり返して反対も焼く。

3.
両面を焼いたところで、照り焼きソースを加える。
弱火でソースにトロみがつくまで焼く。

4.
焼きあがったら一口サイズにカットしておくのがベター。
食べる直前に山椒をふると香りがよくなるのでオススメ。


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