マゴチを危ない目にあいつつとって食べた。釣り方と教訓の話
ある初夏、マゴチが釣れました。
そう、それもデカいやつ。

マゴチ自体がそれほど頻繁に釣れる魚でもないのですが、こんなデカいのを釣ったのは初めてで大興奮!!

でもちょっぴり危険な目にあったりもして…
今回は危ない場所でマゴチ釣りをした話、仕掛けやエサの話もしますよ。
でかマゴチの釣れた場所と釣り方
釣り場は関東某所の、ゴロゴロとした大小の石が転がる海岸。

都心からバイクを走らせて2~3時間ってところ、
その中でも、磯っぽい場所とのちょうど境目のようなポイント。

その日はウツボ狙いで釣りにきていました。
休憩用テントをはったら、岩場の安全そうなところに陣取って、夜釣りを開始。周りに明かりがあいので、自分のライトがきれたらまっくら、ちょっぴり危険。(良い子は真似しないでね!)

仕掛けは三叉サルカンを使ったブッコミ仕掛け、
↓こんなかんじ!(下手な絵ですみません)

せっかくなので私がよく使う道具をメモしておきます!
道糸はPE4号、長くて安いやつを買って2,3回に分けて使うのがコスパいいです。
ハリスは超絶タフなフロロ14号、ひとヒロくらい使います。それでも切られるときがあるので、ワイヤーも選択肢。
針は固くてデカい針、ワーム針はサバと相性いいのでおすすめ。
重りは30号、軽いと流されて絡みます。
エサは塩サバ。冷凍よりフレッシュがおすすめ!

これを夜の海に投げ込みます。
こういった仕掛けは磯だと根掛かりするのですが、ゴロゴロした場所だと根掛かりしにくいような気がしますね、

ブン!と遠くへ遠投して、のんびり待つのみ。

さーて何が釣れるかなー?
悲しいお知らせと、嬉しいお知らせ
悲しいお知らせと、嬉しいお知らせがあります…!
どっちから聞きたいですか?
そうですよね、まずは嬉しいお知らせからですよね。
なんとマゴチが釣れました!

ハイご存知でしたね。もう言いましたね。そうでした。
続いて、悲しいお知らせ。
とても悲しいことに、
高波に釣具がさらわれました。

マゴチとやりとりをしてるタイミングで、
ざっぱーーーん!!
と、でかい波がきまして。

水際においてた、
竿立て
と、
タモ網
が流されて海の藻屑と消えました。
私はもう一段上にいたので無傷。残りの釣り竿もギリギリ引っかかって、なんとか回収できました(セーフ!!)

タモ網がなくなってしまったのでマゴチはぶっこぬき!
うぅ…道具はまぁ、そんな高いものでもないし買い直せばいいんですけど、"海にでかいゴミを捨てちゃった感"があって申し訳無さがハンパないですね。どうか引き潮で誰か拾っておくれ…。
マゴチってどんな魚?
(ふぅ…)
さて、そんなことはおいといてマゴチの話をしましょう!

マゴチってのはひらぺったい系フィッシュのひとつ。とはいえカレイというよりカサゴの仲間に近いです。平ぺったくなったカサゴてき?
背中は茶色で砂地の保護色。

逆に腹皮はまっしろ、左右対称の翼竜の翼みたいなヒレがかっこいい!

なんとなく、ヒラメとカサゴを足して2で割ったみたいな見た目。
基本的に待ち伏せでエサを食う魚。小魚の通り道とかに潜んでいるらしい。うまくそこにサバを落とせたんでしょうかね。

背びれも腹びれもしっかりついてます。トゲみたいなヒレみたいな。遊泳力は高そう。

総合して、なんか古代魚みたいな風格!!
すごいかっこいい!!
ソレに美味しいお魚なんですよ。やったぜ!
マゴチのさばきかた
というわけでマゴチを持ち帰ってきました。メジャーではかってみたところ、ナント約60センチ。
マゴチのでかいやつでも50cmくらいとのことなので、そうとうな大物のようです!

いやあ、改めて見てもやっぱカッコいいなあ…

しっぽはマーブル模様でおしゃれだし。

ま、さばいちゃうんですけどね…
ってことで、ヌルヌルする系フィッシュゆえまず全身を塩でこするところから。

その上でハサミでヒレを切断し、ウロコをおとす。

内臓を出して、

頭を落とし、

いわゆる3枚下ろしにしていきます。
ひらぺったい魚にしては、しっかりし身が詰まってます。嬉しい。

腹・背中の身でそれぞれ分けて、皮をひきます。
すると、こんなかんじ。すっきりとした白身が切り出せました。

まずは定番の刺し身でいってみましょう!
これが腹身のおさしみで、

こっちが背中のおさしみ。
(うん、新しく買った白黒ボーダーのテーブルクロスいまいちですね!)

そのお味は?といいますと、モチモチして美味しいです。
すっきりとした白身魚で、どちらかというとカサゴに近いか?上品な味わい。

ハラミと背中の身の差は余り感じられませんでした。
どっちもかなりうまい。

コレは日本酒かなー!
ってことで、月桂冠の大吟醸を買ってきました。これがバッチリマリアージュ!美味しい。

ついでに頭・ヒレ・背骨を使って、アラ汁も作ってみます。
カサゴ系のヒレからは良い出汁が出ることが知られていますが…どうかな?

使うのはマゴチと昆布・ネギ・しょうが。30分ほど茹でて、まいばすけっとのトン汁の具を入れたら完成。インスタント。

かんせー!
ずず…っとね
うまい…しっかりとした旨味ながら、魚の臭みなし。
ラスト、
二日目、軽く熟成してスシをにぎってみました。

真っ白で色けがないですね。
なんなら机のシートも色けがないですね。

でも味はホンモノ!
しっとりもちもちのマゴチが酢飯とよく合う。うまい。
ごちそうさまです!
まとめ
ちょっぴり危ない目にあいつつも釣れた巨大マゴチ。さばいてみたところ上品で非常に美味でした。
マゴチを釣ったぶんと、なくした道具で、プラマイゼロ…!!かな?ゴミを海に入れちゃったぶんは他のゴミを拾って帰ることにします。みなさんも磯釣りの際はどうぞお気をつけて。
マゴチ(コチ・鯒)
【採取場所】砂地
【採取時期】夏~秋
コチ科コチ属。ヒラメのように平ぺったい魚だが、上から潰されたかのような体格。立派な腹びれと背びれがあり、遊泳力は高い。フィッシュイーターであり、水底に身を潜めてエサの小魚を待つ。
参考にさせていただいた資料:Wikipedia
宣伝コーナー
【おまけ料理レシピ】マゴチのスシ
【材料】
マゴチ 背中の身がいい
すし酢 ※出来合いのものでもOK
コメ
【作り方】
1.
マゴチは三枚におろして、背中の身を使う。1本で8カンくらいできる。
2.
コメはやや固めに炊いておく。
3.
酢飯を作る。炊いたお米を扇風機の風に当てて水気をとばしつつ、すし酢と少しづつ混ぜ合わせる。
4.
マゴチを酢飯サイズにひく、斜めにひくとよい。
5.
握った酢飯マゴチを合わせて完成。白いテーブルクロスは避けよう、私との約束だ。










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周りに明かりがあいのでではなくないのででは?
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