【 東京でとって食べる生活・ドキュメンタリー 絶賛公開中!】

二話は空気銃を使った関東鳥猟編。食べるコーナーでは撃ち取ったキジとキジバトを食べ比べます!


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ツバクロエイはステルス機っぽくてカッコイイし旨いのだ

ある日、メチャメチャかっこいいエイが釣れました。

こいつ!

ツバクロエイというエイなのですが、

カッコよくありませんか?

この三角形のシルエットが、まるで

ステルス戦闘機のF-117ナイトホークのようで。

F117ナイトホーク(パブリックドメインQより)

ホラ!

ぶーん。ツバクロエイ旋回飛行中

完全に一致!!

中二ゴコロをくすぐられるビジュアルでたまらないですね~。

カッコイイ・エイ、略してカッコエイ!

今回はそんなツバクロエイを美味しく食べてみた話です。

カッコイイ魚が釣れた日

場所は東京湾のビーチサイド。

ツメタガイ食べたさに砂浜でギャング釣りをやっていた時のことなのですが、

ギャング針に何か猛烈に泳ぐサカナっぽいものが掛かりました。

これはメインターゲットのツメタガイ

マズイ…

貝狙いのため網がないのです。

ついでに使ってる糸も細いときた。

ピンチ(汗)

デカいものが掛かることを一切想定していませんでした…。

「いうっそ針が外れて逃げてくれない?」

などとボヤキながらいなすものの、外れてはくれない模様。

いなしていると、だんだんパワーが落ちていく感触、

そんなに大きい獲物ではなさそうです。

この様子なら釣り上げられるかも?

じっくり時間をかけて…

疲弊させてから…

糸をつかんでソロリソロリと引き上げて、

PE1.5号であげました。ホントよくあげられたものです

イェーイ!!(嬉)

かろうじて勝利!

って、

カッコイイやつきた!

釣ったことはないのですが名前は確か…

ツバクロエイ

針は鼻先にがっつりとかかっていたよう。これは取れない

めちゃめちゃカッコイイやつ!

好みの魚が釣ると幸せですね。

これは美味しく食べてやらねばと、ささっと竿を畳んで鮮度がいいうちに持ち帰ることにしました。

ツバクロエイを食べてみる

というわけでステルス機が台所にやってきました。

エイは死亡後の劣化が非常に早いため、冷やして手早く持ち帰るのがコツ

大きさは50~60センチほどでしょうか、

ちみっこいしっぽにでかいヒレ、

独特な体型をしています。

腹側、

薄いせいか?血管が見えて赤い。

ちょっぴりグロテスクかも。

ツバクロエイの下ごしらえ

さて、処理をはじめていきましょう。

ツバクロエイは当然エイの仲間ですので毒針がついています。

小指のさきほどのみみっちい毒針だったのですが、念の為釣れてすぐにペンチで折り取ってきました。

毒針は小粒でも刺さると痛いのです(ゴンズイで経験済み)

念には念をということで、

ハサミでしっぽを切り落としておきます。これで無害。

まずはヌメリを落とします。

使うのはお酢と塩。

酢で洗って&塩でこすってヌメリを落とします。

ざっくり落としたら色が少し白くなった感じ。

ツバクロエイの解体

続いて解体、

“中央の骨と内臓がある箇所"と"可食部である左右のヒレ"とを切り取りわけます。

レバーが出てきました。

色合い的には血が回りすぎていて微妙そう。

最後にヒレのをむきます。

引っ張ったら簡単にむけました!

綺麗に皮をむいたら解体完了。

ツバクロエイを料理する

それでは調理に入っていきましょう。

まず外側の軟骨しかない部分は切り離してしまいます。

これはめんつゆに漬けてエイヒレにしますよ。

続いて、肉付きのよいヒレを適当にぶつ切りにします。

軟骨は火を通せば食べられるのでかなり適当。

二枚目、

こちらは試しに底面にある"軟骨"と、上層にある"肉"とを切り分けてみました。

外したお肉のぶぶん、

刺し身でもいけそうなオーラ、

でも今日は唐揚げが食べたい気分。

というわけで、

にんにくたっぷりの下味のタレを作ります。

タレをたっぷりからめたら、

これに片栗粉をバッサとつけて、

ちゃちゃっと揚げます。

キツネ色になるまで二度揚げをして、

完成!

カッコエイの唐揚げ

…じゃなかった、

ツバクロエイの唐揚げ。

ツバクロエイの味は?

ではさっそく頂いてみましょう。

ガブリ。

と、塊をほおばると…

ホロホロのお肉、

ジャキジャキの軟骨、

この二種類の食感が口の中にやってきて、脳がバグる不思議な感覚。

でも臭みのようなものはなくて

エイ独特の香りと強い旨味。

アカエイよりも食べやすいかも?

良いのではないでしょうか。

軟骨部分も食べてみましょう。

ジャキジャキ…

シンプルにジャキジャキ。おつまみ系ですね~

鳥の軟骨唐揚げとか好きな人にオススメできるかも?

レモンかけちゃえ~

お肉だけの場所はフワフワでシンプルにウマい。

私は分けたほうが好みかもしれません。

ややクセがあるので、あまり沢山は食べられないのが欠点でしょうか?

レモンとかコショウを用意して、味を変えながら食べるのが良いかもしれません。

濃い味が合うのです

濃い味付けがよさそうだったので、翌日に残った唐揚げにネギソースを絡めてみました。

これがうまいうまい!

ご飯が進む味。

こっちのほうが好き、しっかり味をつけるのがエイですね。

ごちそうさまでした。

まとめ

ツバクロエイはカッコエイだけではなく、ウマい生き物でした。

個人的には肉と軟骨をわけて、しっかり味をつけて食べるのが好きですね。

今度はケッパーとバターを使ったソテーを食べてみたい!
次はきちんと網を持っていくとしよう。そうしよう。

ツバクロエイ

【採取場所】砂浜
【採取時期】一年中、冬は深場にいくため減る
ツバクロエイ科ツバクロエイ属。関東以南の浅い海底に住む。名前のツバクロはツバメのこと。左右に大きくヒレを開いた三角形のシルエットが特徴的。肉食性で身餌やルアーに食ってくる。

参考にさせていただいた資料:ぼうずコンニャクの市場魚介類図鑑、福井県産魚類図鑑

【おまけ料理レシピ】ツバクロエイの二味からあげ

【材料】
1.
ツバクロエイ xひれ1枚
片栗粉 xたっぷり
揚げ油 xたっぷり
塩コショウ x適量

A(つけだれ)
醤油 x大さじ3
酒 x大さじ3
にんにく(おろし)x大さじ1
しょうが(おろし) x 大さじ1

【作り方】
1.
ツバクロエイのヒレのぬめりをとる。
最初に酢(分量外)でよく洗い、水気をふきとってから
塩(分量外)でこすりとる。色が変わったらOK。

2.
ヒレの皮をむく、端っこから引っ張るととれる。
ペンチで引っ張ると楽。

3.
ヒレをさばく。
外側の軟骨ぶぶんを切り取る、
これは使わない。干してエイヒレにするとよい。
次に、ヒレの上半分の肉を軟骨に沿って包丁でそぎ取り、肉と軟骨に分ける。
それぞれ一口サイズの切り身にし、軽く塩コショウをふっておく。

4.
Aをまぜつけだれを作る。
3の切り身をつけだれにひたし、15分ほどおく。

5.
180度の油でカラッと揚げる。
肉は一度揚げ、軟骨は二度揚げすると食感がよい。
時間がたつとシナッとするので、揚げたてを食べるのがオススメ。
つけだれの残りに砂糖を大さじ1~2加え煮詰めたソースを絡めて食べるのもよい。


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