ヤマドリタケモドキを貰って食べてみた

2022年6月5日キノコススケヤマドリ, ヤマドリタケモドキ, 季節【夏】


#とって食べるドキュ
今回は"究極のジビエ" 中華高級食材ハクビシン。美味かった…!!

とって食べる生活を初めてから、毎年狙っていたキノコがおります。

それはヤマドリタケモドキ。

理由はそりゃあ美味しいらしいから。

あのアミガサタケにも勝るとも劣らない味で、なおかつ都内でけっこう採れるというウワサ。そりゃ探さない理由はないってもんでしょうよ。

写真ACより

しっかしこれが、探しても探してもてんで見つからなくて…

へこたれていたところ。

ヤマドリタケ探しの上手な友人がですね、

「余ってるからあげるよ!」

と持ってきてくださったのです。

届いたヤマドリタケモドキとその他数種類のキノコ盛り合わせ!

マジか!!

ありがてえ!!

持つべきものはヤマモ(略称)がとれる友人!!

というわけで、今回はもらったヤマドリタケモドキを美味しくたべるだけ。自分で取る前の予習ですよ、よしゅう!

ヤマドリタケモドキって?

さて、そもヤマドリタケモドキというのはどんなキノコか?

ずばっというとポルチーニの仲間。

えっ、ポルチーニを知らないですって?

まぁ、日本ではそれほど知名度ないキノコではあるのですが…

写真ACより

ヨーロッパ、特に北欧圏では特に人気なキノコでして、北欧でキノコとりといえばターゲットはダントツのポルチーニ。

ちなみにポルチーニと同一種はヤマドリタケと呼ばれるキノコで、モドキはその近縁種。今回いただいたうちには更にその近縁種のススケヤマドリというのもおりまして、味も見た目も似た仲間の多いグループであります。

写真ACより

さてその風味はといいますと。特徴的な香りや旨味もさることながら、どっしり重量のあるボディで食べごたえもあるというオールラウンダー。その香りはナッツに似るとも言われます。

日本にもけっこう生えているのですが、あんまり料理の歴史には登場しないのはその味が日本料理に向かないからか?

まぁ、実際に食べて確かめてみるとしましょうかね。

ヤマドリタケモドキを観察するよ!

さてでは、ずうっと食べたかったヤマドリタケ料理!

まずはド定番のクリームパスタでいってみましょう。

調理の前に観察かんさつ♪

手に持つと感じる、ずっしりとした重量感…実にすばらしい。

裏側、カサの裏は管腔タイプで、めはかなり細かくて目には見えないレベル、

軸は中実で、がっしりしています。

カサはビロード状の質感でなめらかな肌触り。

マッシュルームらしさもあり実にうまそう。

こっちはススケヤマドリっぽいですね?

カサが黒っぽいのでわかります。

裏側も白より茶色よりのカラー、こちらもめは細かいです。

カットしてみたところ、断面はみっちりとまっしろ!

いやあ、すばらしいですねえ~

ではでは~料理にうつっていきましょうか。

ヤマドリタケモドキをクリームパスタにする

まずはオリーブオイルでじっくり焼いていきます。

じわりと焼いて縮んできたら、ベーコンを投下。

コショウしときますか~(ガリガリ

ベーコンもキノコもカリカリになったところで、

牛乳を入れていきます。

あっ!?

やらかした…

と思ったら、反対側あけちゃったみたいですね、テキトーな私がにくい。

コレを煮詰めたら、

仕上げにチーズを溶かして~

パスタを投入。

そうしたら卵を絡めますよ~

予熱で火を通すので別鍋でね。

やったぜ完成!!

ヤマドリタケモドキカルボナーラ風。

さぁ、念願のヤマドリタケモドキの味はいかに!?

パクリ。

もくもく…

ははぁ~面白い。

日本のキノコ…いわゆるシメジとかシイタケとかとは違う味です。ナッツっぽいというか、チーズくささ?みたいなのがありますね。

たしかにこれはダシとか醤油で味付けしても「コレジャナイ!」感がでてしまいそーです。

定番のクリーム系にしたのは明らかな正解。

クリームにどっしりとした風味が加わり、ツーランクは上の味わいに変化。なるほどなあ…。

カサの食感が部位によって違うのも面白い、

カサはプルプル

ツカはジャキジャキ、なのです。

個人的にはツカのジャキジャキ食感が好き。歯ごたえが心地いいのです。

お次はトマト味で

後日、こんどはトマト味でいってみましょう。

大きいほうはススケヤマドリかな?

豚肉・ニンニクと共にバターで炒めたヤマドリタケモドキ(とススケヤマドリ)に、

カットトマトを投入。

じっくり炒め煮にしてゆき、水分を飛ばしてゆきます。

これをパスタに絡めたら完成。

ヤマドリタケのトマトパスタ。

さっそくいただきます!

もぐもぐ…

ははあ、これも中々に旨いですね。

トマトソースの中にして、しっかりヤマドリタケの香ばしいナッツのような風味を感じ取ることができます。

トマトと拮抗できるとは恐ろしいやつ…!

だんだんこのキノコのことがわかってきました。たっぷりの油を使いさえすればだいたい美味くなるのでしょう。

和風の味付けも試してみよう

よ~し、次は和風にもチャレンジ。

まずは底にヤマドリタケモドキをしいて(すでに和風ではないのでは?というツッコミはナシで)

よく見ると違うキノコも混じっているのですが、ざっくばらんにキノコを投げつけてきてくださった友人のせいです。スルーしてください!

その上にもやし

→その上に豚肉

→→その上に追いヤマドリタケ

と重ねてみましたよ。

これにコショウと醤油をかけたら、フタをして蒸し焼きに。

そーやって、できあがったものがコチラ、

ヤマモ豚モヤシ。

いただきま~~~す。

もぐもぐ…

うっわ!?

すっげーーー複雑な味ですよこれ、

豚肉とキノコの旨味の組み合わせでまずいことはないのですが…

なんというか味の方向性の違いがみられるというか…

蒸し焼きにしたせいかキノコらしさが際立って、とにかく慣れ親しんだ味ではないのは確か。

ヤマドリタケモドキは油たっぷりで調理するのがよいと再確認してしまいました。

ありがとうT氏!!
ごちそうさまです!

まとめ

念願のヤマドリタケモドキをもらってたくさん調理してみました。味も食感も良いオールラウンダー。トマト系でも非常にウマいやつでした。醤油とは…ちょっといまいちかなあ?でも油を使えば大体旨いです。あっ!バター醤油なら美味しいかも?

梅雨どきがシーズンで、都内でもちょっとした林があれば居るらしいので、今年こそは見つけてやろうと思います。探すぞー!!

ヤマドリタケモドキ(ヤマモ)

【採取場所】山林
【採取時期】7月~9月
イグチ科ヤマドリタケ属。代表的な食用イグチの一種「ポルチーニ」の仲間。ヨーロッパ圏では特に珍重される。茶色いカサに黄土色のツカ。カサはビロード状で通常ぬめりはない。ツカはずっしり重量のある中実でツバがなく、特徴的な網目模様が入る。

参考にさせていただいた資料:Wikipedia
食材提供:T氏

宣伝コーナー

鈍器のKindle版。山の中でみるならこっちのほうが良いかも!


最初に買った一冊。コンパクトで大変よいです。

キノコ狩りは家で!

【おまけ料理レシピ】ヤマドリタケモドキのトマトソース

【材料】
ヤマドリタケモドキ x2~3本 ※マッシュルームで作っても旨い!
豚バラ xヤマドリタケモドキと同量
トマト缶詰 x1缶
ニンニク xたっぷり
玉ねぎ x大1/2
塩 x適量
砂糖 x適量
オリーブオイルorバター xたっぷり

【作り方】
1.
ヤマドリタケモドキは汚れを軽く落として、一口サイズにカットする。
豚バタも一口サイズ。玉ねぎはみじんぎり。

2.
フライパンにオリーブオイルをたっぷりしいて、豚バラとヤマドリタケモドキを炒める。
弱火でじっくり、水分が飛んで焦げ目がつくまで。

3.
2に玉ねぎを加えて、透き通るまで炒める。

4.
トマトを加えて、カサが半分くらいになるまで煮詰める。

5.
塩と砂糖で味を整えて完成。
私は甘めが好き!パスタに絡めて食べるとうまい!