イヌビワはビワじゃない?食べて確かめた

木の実イヌビワ


#とって食べるドキュ
今回は"究極のジビエ" 中華高級食材ハクビシン。美味かった…!!

イヌビワ

植物観察の会で出会った木の実。イヌビワ。

これ、植物図鑑で「食べられる野生の木の実」だと紹介されていて、いつか食べてみたいと思っていた植物なのです。

イヌビワの実

ちなみに味は?と言いますと、ええと…それがですね…。

イヌビワはこんな植物

イヌビワは植物を教えてくれる会で出会いました。

イヌビワの木

「これがイヌビワだよ。」

と教えていただいたのはその辺のヤブに自生している木。

イヌビワの木

っぱは楕円形のしっかりタイプ。ビワとはいいますが産毛のようなものは生えていません。

イヌビワの葉がちょーどついていて、これがビワっぽいからイヌビワ。

確かに形状はちょっぴりビワに似てる…のか??

イヌビワの木
イヌビワの実

検証。

犬じゃないビワの木はこちら。

ビワの木
ビワの木、すっと高くて葉の裏に毛がついているのが目印!

犬じゃないビワの実は、スーパーに売ってるしご存知だとは思いますが、こんな感じ。

ビワの実
拾ったビワの実、甘くってジューシー

うん。似てませんね!

名前つけたやつでてこい!

それもそのはず。イヌビワはビワの仲間ではなく、イチジクの仲間でまったく別の植物。

イヌビワの実
イヌビワの実

和名がついた頃は西洋からイチジクが来てなくて、イチバン似てるのがビワだったんでしょうかねえ…

それはさておき、イチジクといえば美味で知られるフルーツのひとつ。

ちょうど熟しているイヌビワの実があったので、味見をしてみましょう。そうしよう。

イヌビワの実は実は花

タイトルの日本語が混乱しておりますが!

実(じつ)はイチジクの実(み)って、いわゆる種を包む果実ではなく、未受粉のなんです。

イヌビワの断面

内側のヒダヒダ。これが雄しべとか雌しべで、雄花の実と雌花の実がそれぞれ別に存在します。

つまり、ムシが雄花にもぐりこんで…
そのあと雌花にもぐりこんで…ようやっと受粉するわけで、めっちゃ大変。

ハチ@いらすとや
ハチ@いらすとや

他の花と同じようにフルオープンにしたほうが受粉率高そうな気もしますが、何かしら理由はあったのでしょう。

知らん雄花の子を生みづらい(交雑しない)とか?

親のガード硬い系女子みたいですね!!

イヌビワをかじってみた

それで、かじってみた味はどうだったのよ?という話なのですが、

結論から申し上げますと…

イヌビワの実

無味。

食感こそふんわり柔らかで花ぶぶんがジャリジャリと、まさしくイチジクなのですが…

まったく甘みがないのです。香りもほとんどなくって、強いていうと花粉の味がするようなしないような…

イヌビワの断面

「味がビワだったり…」なんて淡い期待もしたのですが、そんなこともなく、ただただイチジク食感で無味なフルーツ。

しかしこれ、先生の話では雄花は無味で、雌花が甘いとのこと。

食べたのは雄株の実(花)だったようです。雌花は別の木になるらしく(雌雄別株)この日は見つかりませんでした。

うーむ…また次回!

ごちそうさまでした。

まとめ

あこがれの木の実、イヌビワを食べてみました。しかしその味は雄花だったようで無味。雌花だったら甘かったのかも?しれません。次の目標は雌株を探して味見してみること。

しかし、これはこれでひとつ新しい味を知ることができましたからね。この知識の味こそが最高のご褒美。甘美甘美。

イヌビワ(犬枇杷)

【採取場所】海岸や沿岸の山地
【採取時期】4~5月
クワ科イチジク属。日本に自生する小型の落葉樹。卵型の葉や幹を傷つけると白い乳液が出る。触れるとかぶれる事があるため注意。イチジクコバチという種類のハチと共生関係にあり、受粉はこのハチにやってもらうのだそう。

参考にさせていただいた資料:Wikipedia

宣伝コーナー

ドライイチジク旨いですよね

木の実を探すなら図鑑でチェック

【おまけ料理レシピ】今回はなし!

雌花の味をみてから書きます!