東京でとって食べる生活

ヒヨドリをとって食べてヒーローになる

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今回紹介するのは、カラスと並びエアライフル初心者にオススメしたい狩猟鳥、ヒヨドリ

ハトより少しこぶりサイズで、青みがかったグレーの体色にほっぺの紅色が大変かわいらしい鳥です。

私が最初にとったのもこの鳥でした。

ヒヨドリ@写真AC

この鳥がオススメできる理由は二つ!

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鳴き声

まずイチバンはその鳴き声、

ヒヨドリという名前の通り「ヒーヨ!ヒーヨ!」とよく通る声で鳴き、居場所が分かりやすいのです。

ためしに鳴き声を拾ってみました。聞いてみてください。

都市部にもよく来る鳥なので聞いた事ある声だったかと思います。

群れで行動する鳥であるため仲間と連携を取るために鳴くのでしょうが、しかしそれにしたって鳴きすぎなのでは??というくらい鳴きます。

我々ハンターにとっては居場所を教えてくれるのでとてもとても親切でありがたいのですが、自然界で生き残るぶんには大丈夫なのか心配になってしまう。もう少し静かにしてもいいのよ…。

この鳴き声を追えばきっとヒヨドリに出会えるはず。そして声が聞こえたら耳を傾けてみてください。ヒヨのご機嫌次第ですが、他にもたくさんの鳴き声を披露してくれるでしょう。たくさんの鳴き声を覚えるとヨリ見つけやすくなりますよ~!

続いて、オススメポイント二つめ。

農家のヒーローになれる

この可愛いヒヨドリさん、かわいい見た目からは想像できないほど、農家にメッチャ嫌われています

農家のおじさんに挨拶したときに「カラス狩りをしてるんですよ~!」と話をしたときに、「それよりヒヨドリのほうをやってくれよ!」と言われたほど。

そうとう被害がでているのでしょう。

雑食で、花のミツから昆虫まで何でも食べる鳥なのですが、困ったことに果実や野菜も大好物。

果物はミカン、葉野菜はキャベツなどの食害がひどいんだそう、キャベツ畑にかかるネットはそのほとんどがヒヨドリ対策だとか。

砂肝を出てきた葉っぱが決定的証拠、現行犯逮捕!

ちなみにネットを張っても潜りこんで食べにくるほど貪欲なんだそう。でもって、たまにネットに絡まって動けなくなってるドジっこヒヨちゃんもいんだそう(かわいい)

キャベツは私も好きですが、盗み食いはチョットね

ネットを貼るだけでなく、農家さんでは自ら銃を所持しヒヨドリを追い払うアクティブな方や、役所に駆除の申請をして自分の農地を猟期以外も通年ヒヨドリ駆除できる環境にしたりと、直接やっつける対応をする方もいらっしゃるほど。

それだけ対策が必要な鳥のためヒヨドリを狙ってくれる猟師さんは貴重な人材、歓迎してくれる農家さんが多いです。たくさんのヒヨドリを落とせる撃墜王は農家のヒーロー。挨拶して鳥果を報告すると、お礼に野菜を分けてもらえる…なんてことも!

ヒヨドリをとる

ヒヨドリをとる際はのコツですが、ずばり集まりやすい場所での待ち猟がおすすめ。

ヒヨドリは高速かつ上下に波打つ波状飛行という飛び方をします。このため飛んでいる個体に当てるのはかなりしんどく、散弾銃をもってしても中々捉える事ができません。

ではどうするか?ミもフタもありませんが単純に止まったタイミングを狙います。でもって精密射撃ならばエアライフルがイチバン。

ヒヨドリは見通しのよい高い木に止まる習性があり、一匹が止まった木には他の鳥も止まる事が多いので、ヒヨドリの好きな木を見つける事さえできれば、あとは向こうからやってきてくれるというワケ。鳴き声を頼りにヒヨドリの止まる木を探しましょう。

柳の木にとまっておしゃべりする二羽のヒヨ。見通しが良いところが大好き

木を見つけたら、後はなるべく動かずにじっと待ちます。このとき上空から見つからないような木の陰や、草むらに身を潜めるとなおヨシ。

うまいことヒヨドリが狙った木に止まったら待ちに待ったチャンスです。飛び去る前に照準を合わせ引き金を引きましょう。射線の安全確認も忘れないように!

耳で声を聞き→飛ぶ姿を目で追い→止まったのを見つけ→安全確認→照準→狙撃、というアクションを続けていきます。小さい鳥なので外れる事も多いかもしれませんが、ヘタな鉄砲もなんとやら。いずれ会心のヒットが訪れるはず。

苦労するぶんとれたときは格別に嬉しい!

余談ですが、私は射撃時の命中率を上げるため、携帯しやすい銃架としてモノポッドを使用しています。

モノポットとは↓こういうもの、一脚のガンレストです。

手で支えた場合と比べ格段に手ブレを抑える事ができますので、ぐっと命中率があがります。自分の左手に自信がない方は一本持っておくと心強い味方になりますよ~。

注意点ですが、モノポッドを使うとゼロインがずれる場合があります、なるべくゼロインの際にモノポッドを使って調整しましょう。

ちなみに棒の部分は何でもOK、カメラ用の安価なものでも問題ありません。高いものとの差は伸縮のさせやすさや強度でしょうか。(手元で伸縮させられるタイプは非常に便利です)

棒だけを購入した場合は以下のようなレストを取り付けて下さい。ネジ穴はカメラ用のと同じ規格であることがほとんど。別の形がよければ手作りでも問題ありません、使いやすいものをチョイスしましょう。

余談おしまい。

人生初獲物、小鳥でもメッチャ嬉しかったですね~!

というわけで、待ち猟でにヒヨドリ狩りは射撃機会が非常に多いため、とても練習になります。上記のモノポッドのような道具も気楽に試す事ができるでしょう。

慣れていない方はもちろん、慣れてきた方も気分転換にヒヨドリを追いかけてみると普段とまた違った楽しさを発見できるかもしれません。

とったので食べます

お待たせしました実食コーナー。苦労してとったヒヨドリはもちろん美味しくいただきましょう!

皮目が美味しい鳥なのですが、羽がけっこうしっかりめについており、力任せに羽をむしると美味しい皮ごと引きちぎってしまいがちなので要注意。丁寧にむしってあげてください。

特にみかん農家に通うヒヨドリはコタツみかんに囚われた人間と同じく、オレンジ色の脂がつき甘美な「みかんヒヨ」になるとかならないとか…。

ギョ!っとしてしまうオレンジの脂、これがうまいんです

お世辞にも大きい鳥ではありませんので、部位ごとにバラさずまるのまま調理する食べ方がオススメ。

1.羽毛を抜いて炙る
2.頭と足を落とす
3.肛門からハサミを入れモツをぬく
4.綺麗に洗ったのち上半身と下半身に分ける

下ごしらえはこれくらいでじゅうぶん。

このサイズの鳥の骨を外すのは大変、ヘタにとると食べるお肉が無くなってしまうことも。

下半身、上半身、おかしら

あとは衣をつけて揚げたり、少量の油での揚げ焼きなど、骨を柔らかくする食べ方がオススメ。もも肉や手羽先など味は良いんだけど骨がちょっとナァ…という部位も美味しくいただけますよ。

包丁で骨まで開いておいたり、包丁でたたいて骨を折っておくと、より柔らかくなります。

思いっきり、べしん!べしん!と叩きます、汁が飛ぶので気をつけて

骨を叩いて衣をつけてジュワッと揚げてみました。骨が気になるなら二度揚げするくらいじっくり、気にならなければサッと揚げたほうが美味しいです。

私は骨ごといくため二度揚げ。

カラッと揚がったものがこちら、左側は塩コショウ味、右側は揚げたあとに甘酢をからめてみました。

真ん中のちっこいのは砂肝とハツ。こちらも美味しく食べられるので捨ててしまわないように

バリボリと豪快に頂きます。噛むたびに野性味のあるダシがジュワッと染み出す濃いめの味わい、めちゃくちゃウマい!甘酢も肉の味がタレに負ておらずうまいのなんの。

ちなみに左に見えているのは頭蓋骨、ちょっと硬いですが割るとミソが詰まっています。味は白子みたいな感じで好みが分かれる感じ。私は生臭くてチョッと苦手だったり。

ちなみに私がイチバン好きな食べ方は、ずばり炭火。

特にとれたてのヒヨドリを丸まま焚き火で炙るヤツが格別。ヒヨドリは胸肉のレバー感が強めなのですが、炭火の香ばしさで気になりません。塩だけでウマい!

焼く道具にはカモキャッチャーがベストだというライフハックを広めたい

 


○まとめ

ヒヨドリは鳴き声で居場所を教えてくれるという非常に初心者に優しい鳥です。そのうえ、やっつければ農家に喜ばれるというのだから、とって食べるしか無いでしょう!

エアライフルを所持してみたが何を狙ったらいいか分からない…という方、このヒヨドリからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

■ヒヨドリ
スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属。日本からフィリピンくらいまでのアジア圏に生息する鳥、他の国では珍しい鳥なんだそう、日本では都市部にも住んでいる一般的な鳥。快適な環境を求め冬は南へ夏は北へと群れで移動する漂鳥(ひょうちょう)。主に樹上生活をおくりめったに地面には降りない。採餌などで降りる場合は一度木に止まって周囲を警戒したのち降りてくる。

【おまけ料理レシピ】ヒヨドリの甘辛唐揚げ

【材料】
ヒヨドリ x二羽
塩・コショウ x少々
片栗粉 x少々

A
しょうゆ x大さじ2
みりん x大さじ2
さとう x大さじ1
一味 x少々
ゴマ x少々 ※あれば

【作り方】
1.
ヒヨドリは優しく羽をむしり羽毛を炙ったら、頭と足を落とし、肛門からハサミを入れて、内臓に傷をつけないよう喉元まで切れ目をいれます。切れ目から左右に開いてモツと血合いを取り出し流水で綺麗に洗い流しておきましょう。

モツのうち、心臓、肝臓、砂肝は食べられます。心臓は二つに開いて中を洗い、砂肝は二つに開き中をよく洗ったうえ内皮を剥がしておく、肝臓は洗うだけで大丈夫です。

2.
身は背中で二つに断ち、上半身と下半身に分けておく。モモと手羽先には包丁で切れ目を入れて骨を露出させておく。最後にまな板に並べ包丁の背で叩き骨を折っておくと食味がよくなる。

3.
両面に塩・コショウと片栗粉をふっておく。なければ小麦粉でも代用可能。

3.
油を180度に温め、上半身と下半身をカラッとあげる。骨が苦手であれば二度揚げするくらい念入りに火を通す。モツは火を通しすぎるとしなびてしまうためサッと揚げる。

4.
揚がったらキッチンペーパーに置き油をきる。その間にAをフライパンにあけ、よく混ぜフツフツと泡立つまで温める。泡立ったところで弱火にし、肉を入れさっと絡めて完成。


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