ダツはダンボールに刺さるの?骨が青いのは何故?

2023年2月16日★釣り,ダツ,季節【夏】


ダツを貰いました。

東京離島に釣りにいったとき、私の釣果が芳しくなかったときに

「さばくのが面倒だから。」

と友人のF氏にいただいたのです。(感謝!!)

ダツといえば刺さる危険な魚というイメージ。

某ハンターだけど狩猟と関係ないマンガでもダーツにされてましたね!

例えばダンボールには刺さるのか?

食べる前に試してみました。

ダツの裏技的な釣り方

ダツはどうやってGETするのか?

答えは言わずとしれた釣りなのですが、こいつはとても釣りづらい魚でして、

口が固くて細長いせいか針がかりが最悪なのですよね。

ダツの群れと遭遇した際、上手な友人は何匹か釣り上げていたのですが、私が真似してやってもダメでした。

で、このダツなのですが、

釣りで釣れたのをいただいたのですが、

何故だか針がかかってません。

じゃあどうして釣れたか?というと、

糸に絡まって釣れたっぽいです。

この日は複数のダツが水面をスイスイ泳いでいました。これが水面をぷかぷかしていた釣り糸にひっかかったのでしょう。ドジっ子ですね。

しかし、もしこれが簡単に引っかかってくれるとすればですよ、

ウキを使った糸の仕掛けとエサでダツをからめて裏技的にGETできる…かも?

あっ、でも

水面にを当てると飛び出してきて危ない!

ダツが刺さって重症を負う!

という話もあるので、無理をしないほうがいいでしょうかね。

ダツは刺さるのか?ダンボールで試してみた

さて、ダツは刺さるというイメージの強い魚ではありますが、

そのダツ自身はどれくらい強度があるのでしょう。

ウェットスーツとかを着てれば防げるのか?

例えばダンボールとかには刺さるのか?

気になる…!

というわけで、さっそくやってみました。

ダツ vs ダンボール

レディ、ファイトーーーッ!

あっ!

ダツ選手、くちばしが折れたーーーっ!!

敗北かーーーーーーーー!?!?

どうやらくちばしの先端の1センチ~2センチくらいは柔らかい素材でできているようです。

普段の生活のクッション的な役割をしているのかも?

おっと、ダツ選手、再度アタック!!

ぐっさーーーーーーっ!!

※悪くなりそうなので、頭だけ切り落として実験を継続しました。

オオット!?

つき抜けたーーーーーっ!!!!

逆転でダツ選手の勝利です!!パチパチパチ。

というわけで、根本は硬い骨でできており、硬めのダンボールをあっさりと貫通。

これは恐ろしい…。

ダツのいる夜にだけは海に入るまいと心に誓おうマジでっ。

ダツを刺し身で食べてみる

ダツの恐ろしさを再確認したところで、実際に食べてみましょう。

独特な容姿ではありますが、さばき方は普通の魚と同じだそうです。

を落として、

内蔵を取り出して~

三枚におろします。

はい完成!

ダツのお刺身。

めったに食べることのないお魚です。

どんな味なのでしょう?

いただきまーす。

パクリ。

おっ、美味しい。

味が濃いですね。

なんとなく水っぽいのかと想像していましたが、全くそんなことはありません。

サンマを刺し身でたべたらこんな感じなのではないでしょうか?

ほどよい脂のノリ具合に繊細な味

身が少ないせいかアッサリ完食!

うまかった!

ダツを焼いてみたら骨が?

刺し身で残った部分を焼いてみました。

結論からいうと、身離れよく締まった身で、サンマっぽい味で美味。

…だったのですが、

な~~んか違和感が。

んんん?

こ、これは!?

骨が青い!?

なんで?

病気???

というわけで調べてみると、ダツでは一般的なことなのだそう、

ビリベルジンなる成分がこの色に関与しているとのことでした。

新鮮であればサンマも青いんだそうですよ!

ごちそうさまでした。

まとめ

ダツのくちばしはダンボールを貫く事ができました。恐ろしい!

美味しい事はわかったのですが、狙ってとるというのは少しリスクを感じました。夜の海に行く際は皆さんどうぞ気をつけて下さい。

【採取場所】漁港などの岸壁
【採取時期】通年、旬は不明
ダツ目ダツ科。たくさんの種類がおり、大きいものでは1mにもなる。沿岸の表層部に群れて暮らす肉食魚。光に敏感で光るものに突進する性質がある。

参考にさせていただいた資料:Wikipedia、Yahoo!知恵袋

【おまけ料理レシピ】ダツ(とかサンマ)をフライパンで焼く方法

【材料】
ダツ x1匹
オーブンシート(クッキングシート) x1枚
塩 x適量

【作り方】
1.
ダツの下処理をする。包丁の背中でこそいで鱗をおとす。
お腹をさいて内蔵をだしておく。
全体に塩をまぶして水気をきっておく。
※大きければ半分にカットしてもよい。
※それでもフライパンに入らなければ頭としっぽを落とす。

2.
フライパンにオーブンシートをひく、ツルツルの面を上にする。

3.
ダツを乗せ、フタをしてごくごく弱火で加熱する。

4.
5~10分ほど焼き、焦げ目がついたらひっくり返す。
※オーブンシートが黒く焦げないように火加減に注意すること。
両面にこんがり焦げめがついたら完成。