スイバでスッパ旨い”緑のボルシチ”を作る

2021年4月11日野草・山菜スイバ

【第4話③ カミツキガメとアメリカナマズ編】
料理教室!?カミツキガメとアメリカナマズの美味しい食べかた

YouTubeで公開しました!!


先日、スーパーでビーツが売っていたので

ビーツ。地獄のような真っ赤な植物

ボルシチを作ってみました。

ロシア料理として有名なスープですね。

ボルシチ。甘酸っぱくてとても美味。ほんのり芋くさい

初めて食べてみたのですが、意外にも素朴な味でうまい!

ついでになんとなくボルシチについて調べてみると…

赤のボルシチに対して、緑のボルシチというのがあるらしい。

ボルシチなロシアからヨーロッパにかけて一般的に食べられる料理なのだそうで、その材料はそこらに生えてる雑草のスイバ。

身近な雑草が、異国の地では美味しく食べられている。

こういう話は大好物!

さっそくスイバをつみにいき、作ってみました。

スイバってどんな草?

スイバというのはとても身近な野草です。

日本各地に生えていてるとりわけ丈夫な草で、もちろん東京23区にもたくさん。

今回は都心からちょっとバイクを走らせ、

きれいめの河原にやってきました。

季節はちょうど菜の花が満開なシーズン。

でもって、これがスイバ。

通年むしれる野草なのですが、このくらいの季節がイチバン美味しいような気がします。

虫食いの少ないきれいな葉っぱをむしむしとGET!

最近かじってないなぁ、とちょっとくら味見。

はみはみ。

んーーー、すっぱ!

ほどよい酸味と爽やかな味。

そのままでもサラダでもいけそうですが、衛生的な観点からは加熱調理をするべきでしょうかね。

余談そのいち、スイバとギシギシの見分け方

よく似た野草にギシギシというのがいます。

ギシギシ、これも食べられる植物。

生息条件もかぶっていて、たびたび混在しているのですが、

見分けるポイントは葉っぱの付け根。

丸っこいのはギシギシ、

尖っているのがスイバです。

余談そのに、スイバの別名はソレル

スイバはヨーロッパ圏ではソレルと呼ばれるんだそう。

スーパーで普通に売っているそうですし、なんなら米アマゾンでは瓶詰めが売られていました。

Amazon.com : Russian Style SORREL leaves POLISH SZCZAW polish sorrel : Grocery & Gourmet Food
ソレルの瓶詰め(Amazonより)

そんな人気の食材がそこらに生えてるという面白さ。

なおかつ日本では人気がないため競争率も低いときた、なんとありがたいことでしょう。

スイバで緑のボルシチを作る

こちらがとってきたスイバ。

これからお前をボルシチにしてやろうか~というトコロなのですが…

緑のボルシチってどうやって作るの?

よく分からないのでレシピをインターネットで調べてみました。

「sorrel soup」と検索すると出てきました。海外の知らないレシピが~。

Wikipedia(Sorrel soup)。専用のページがあるほどの知名度とは!

複数のレシピを読み漁りまして、

緑のボルシチについて分かった事はざっくり以下、

・スイバをたっぷり使う
・ゆで卵をトッピングする
・シチューと似たような具材を同じような工程で調理、家庭ごとに好みで変えていい

・ハーブを使う、これも家庭ごとに好みで使う
・サワークリームをトッピングする

知らない食材や難しい工程はなくって、思ったより簡単にできそう?

材料も簡単に手に入りそうなのもいいですね。

サワークリームがちょっとめんどうですが、ヨーグルトで代用しちゃえばOKのはず。

材料はこんな感じ?

ほぼほぼ家にあるもので揃いました。

さっそくはじめていきましょう!

まずは具材をカット。

だいたいぼシチューと同じ!多くの家庭でジャガイモを入れるようなんですが、煮崩れるのがヤなので今回はパス。

続いて鍋でバターを溶かし、

たっぷりめのニンニクを炒めておきます。

ちなみにデカいニンニクボトルはあると何かと便利。

オススメです!

ボトルニンニク教に入信したいかたはこちら↓からどうぞ。

ニンニクの香ばしい香りが出てきたところで、具材をどーん。

火の通りにくい具材からね、

スイバはまだ入れません。

若干火が通ってきたら、コショウを少々。

で、水。

ここまではほんとシチューと同じ流れ。

水を入れたらハーブ類を加えます。

今回は月桂樹とタイムを使いました。

この辺は好みで。デイルとかもよく使うみたいですね(ストックがなかったので今回は入れてません)。

スープストック代わりにコンソメも使いました。

ニンジンに箸が通るくらいまで煮込んだところで、

最後にスイバを加えます。

分量はよくわからんのですが、たっぷり使うものらしい?

というわけで鍋いっぱいにどーーーーん。

スイバはあっ!というまに火が通りますね。

数分もたたないうちに溶けてしまい、スープがスイバ色に染まりました。

この辺がのボルシチと言われる所以なのでしょう。

塩で味を調整し、

予め用意しておいたゆで卵を、

仕上げにトッピングして、

緑のボルシチ。

完成です!

緑のボルシチを食べてみる

さっそく緑のボルシチをいただいてみましょう!

まずはスープから、

ず…。

あっ!

酸っぱい!!

でも美味しい~。

スイバをたっぷり使った為、スープに鋭い酸味があります。まるでトマトスープか酸辣湯ラーメンのよう。

しかしこれが鳥の旨味やハーブの香りと混じって、良いアクセントになっています。

もくもく。

スイバと具材がからむとより複雑な味。なおのことうまい。

ちなみに入れておきつつも「なんで入れるんだろう?」と思っていたゆで卵、

これがとても相性良くてびっくり!

濃いめの味付けのスープとよく合うのです。今度ミネストローネとかにも入れてみようかな。

さてさて、ひとしきり楽しんだところでサワークリーム代わりのヨーグルトを入れてみましょう。

入れるのにはちゃんと意味があり、シュウ酸という酸味成分が乳のカルシウムと反応をし、酸味が弱くなるのだそうです。

食べてみると確かにマイルドな味わいに変わりました。

よっしゃ!欧風料理ということで、ベルギー的なビールをカシュッ!

スープの酸味がビールとマッチして最高♪

あと味の濃い穀物、例えば黒パンとかかじりたいですね!買っておけばよかった~~。

ごちそうさまです!

まとめ

スイバで作る緑のボルシチはパンチのきいた酸っぱいスープで食が進む味。たいへんに美味でした。

簡単に手に入る食材ですのでまたGETして作りたいと思います。今度は黒パンと一緒にね!

スイバ(ソレル、Sorrel)

【採取場所】空き地、公園、河原
【採取時期】通年、春が柔らかく美味しい
タデ科スイバ属の多年草。かじると酸っぱい、この事から"酸い葉(すいば)"と呼ぶのだとか。寒い時期は地面にへばりついたロゼット状の草だが、暖かくなると茎が伸び花をつける。尿路結石の原因となるシュウ酸を含むため食べすぎないように注意すること。

参考にさせていただいた資料:Wikipedia、海外のレシピサイト・ブログ記事など

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【おまけ料理レシピ】緑のボルシチ(Green Borscht)

【材料】
スイバ(ソレル) xたっぷり(ボウルいっぱい)
たまねぎ x1個
ニンジン x1本
鶏肉 xモモ肉1枚
バターもしくは食用油 x50~100g
サワークリームもしくはヨーグルト x一皿につき大さじ1
卵 x数個(一皿につき1個)
ニンニク x2~3粒ぶん(チューブだと大さじ1)
水 x適量(1~2リットル)

・調味料
コンソメ x2~3粒
ローレル x2~3枚
コショウ x少々
その他スパイス、デイル・タイム・バジル・オレガノなどお好みで
塩 x適量
砂糖 x少々

【作り方】
1.
タマネギは粗いみじんぎり、
ニンジン・鶏肉は一口大にカット。
スイバはそのままでOK、よく洗っておく。
たまごを茹でておく、硬さはお好みで。

2.
鍋にバターを落とし、ニンニクを香りが出るまで炒める。
香りがでたら、ニンジン・ジャガイモ・鶏肉を加え、鶏肉に火が通るまで炒める。
ここで軽くコショウをふっておく。

3.
2に水を加え、コンソメ・ローレル・その他スパイスを加え、弱火で10~20分ほど煮る。

4.
煮えたらスイバを加え、スープに溶かしてしまう。
最後に塩とちょっぴり砂糖で味を整える。

5.
二つか四つに割ったゆで卵とともに皿に盛り、サワークリームを添えて完成。


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