東京でとって食べる生活

フキノトウをとって食べる。花が開いたのも食べる

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東京でとって食べる生活ドキュメンタリー続報
撮影快調! 『東京でとって食べる生活・ドキュメンタリー』リリース

第一話『特定外来生物アライグマをおいしく食べて減らそう』 7月下旬~8月上旬頃、Amazonプライムで公開予定!

おどろおどろしい見た目ですが美味しい料理も登場しますヨ。どうぞご期待下さい!


フキノトウといえば春の山菜。

きっと皆さんご存知のはず、

里山の裾野で、雪解けとともに一斉に芽吹く黄緑色のまるっこいやつら。

フキノトウ@写真AC

そんなイメージのフキノトウ、東京でも採取することができます。

とはいえ今回は出遅れて花が開ききったものばかり。

どうしようか迷ったのですが、試しにそれらも食べてみました。

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フキ(蕗)はどんな植物?

食べる前にフキ(蕗)という植物についておさらい。

フキは日本原産の多年草の一種、

地下茎を伸ばして成長してゆくのが特徴的です。

23区のとある公園、これは管理されているものなので残念ながらとれない

地面の下に茎をず~っと伸ばして、そこから葉っぱを出して光合成をしたり、根っこを伸ばして水をすったり、

これって、普通の木の幹のぶぶんが地面に埋まっているようなもの。

根暗さんというか幹暗さんというか、モグラみたいなフキフキフシギ植物。

フキの葉っぱ(東京都)

葉っぱは手のひらくらいの大きさ。

独特の形をしており、質感はしっとりやわらか。

それがお尻をふくのに便利だからフキ(拭き)と呼ぶというなんていう話も…。

ちなみにこの葉っぱも食べられます。
(お尻をふく話題のあとにする話ではないですね!!スミマセン)

さて、今回いただくフキノトウはツボミにあたる部位です。

正しくは1枚の花ではなく、複数の花の集合体。花茎(かけい)というそう。

春になると地下茎からこのツボミがニョキリと地面に顔をだし、それがムクムクと起き上がって花をつけるというわけ。

フキノトウの花。緑色のは葉っぱではなく花弁にあたる部位

ちなみに、フキノトウをとる際の注意

フキノトウに似た新芽に、有毒なものもあるため気をつけて下さい。

特にハシリドコロ(有毒)は目を出す時期がかぶるため要注意。

ハシリドコロの新芽(Wikimedia Commonsより引用)

また、フキそのものもフキノトキシンなどの有毒成分(アルカロイド)を含むため、あまり食べ過ぎるのもよくないようです。

フキノトウをとりにいく

そんなフキノトウの生えている場所ですが、

地面の下にいるわりにデリケートな植物のようで、乾燥にも直射日光にも弱く、場所を選びます。

公園や空き地のような開けた場所ではあまり見ることができません。かといって日の当たらない奥山にも生えておりません。

適度に湿度があり、1日の半分が日陰、もう半分が日向になるような場所が狙い目。

東京近辺ですと、ちょっとした森林公園のワキとか建物の影とか。日陰の多い遊歩道とかとか。

というわけでそんなポイントへ、バイクでぶーんと探しに行ってきました。

目星をつけていたポイントへ到着。

フキの群生、ちょっとした丘のそば

フキフキしてますね。
2月でもしっかり葉をつけているのでわかりやすい。

しかし先客に美味しそうなフキノトウはほとんどとられていました(悔しい)

フキノトウの摘みあと

とはいえ、全てが取り尽くされてるわけではなく、いくらか採取できました。

別のポイントへ移動。

ここは日当たりがいいのか、しっかり花が開いちゃっていました。

花が開ききったものは食べない。

という方が多いのですが、

では、どんな味がするのだろう?

と気になったので、こちらもいくらか採取してみます。

花の開ききったフキノトウ。売っているのはまず見ない外見

その後もいくつかポイントを回りまして、なんとかまとまった量を採取しました。

フキノトウを食べる。花が開いたのも食べる

さて、とってきたフキノトウをいただいてみましょう。

何箇所もまわって、まとまった量を採取しました

まずは定番の天ぷら

これを食べなきゃ春は始まらないってもんです。

せっかくなので育ち具台で食べ比べてみましょう。

アツアツの油で、

ジュワッ!とね。

カラっとあがりました。

さっそく味見!

まずは花が開いていないベストな状態のものから。

軽く塩をふって…

いただきま~す。

定番のやつから

カリッ…

うんうん。

外の花弁はカリカリ、

中のつぼみはほくほく、

中心はしっとりほろ苦い。

定番の美味しさ、
日本酒が飲みたくなりますね。

次、花が開いたやつ、いってみましょう。

……箸で持つと、まず違和感。

明らかに縦に長い

長い…!

アスパラみたいだ。

さて味はどうなのでしょう。

カリッ…

あれっ!?

美味しい。

ツボミがないので全体的にサクサク。

味はそれほど変わりません。
味は花のぶぶんがヤヤ苦いカナ?ってくらいです。

長くのびた花茎も、アスパラみたいにさっくり食べられてむしろアリ。

良いのではないでしょうか。

とはいえさすがに、

ぐぐぐ~~んと伸びたフキノトウ

ここまで伸びてしまうと天ぷらにしづらい…!

というわけで、他の食べ方もやってみましょう。

きざんでみまして、

湯がいて、

味噌をたっぷりどーん、

砂糖もどーん。

完成!

伸びすぎちゃったフキ味噌。

これならば伸びすぎていても気になりません。

アツアツのご飯にのせて食べたのですが、これも普通に美味しい。

味に関しては違和感なし、

爽やかな香りもじゅうぶん、いつもの味。
味噌と合いますね。

ごちそうさまでした!


○まとめ

フキノトウは花が開いちゃっても普通においしい。

東京でもとれるフキノトウ、探せばきっと行動圏内に生えているはずです。
ぜひ春の味覚を味わってみてはいかがでしょう。

■フキ(薹)
【採取場所】山すそ、河原、公園
【採取時期】2月中旬~下旬
キク科フキ属の多年草。地下茎は横に伸びてゆき、そこから葉っぱや花茎を地表にだす。フキノトウ(蕗の薹)と呼ばれるものはこのフキの地下茎から芽吹いた花茎にあたる。花茎がのびて⇒花をつけ⇒タネをつけ⇒とばして増える。

参考にさせていただいた資料:Wikipedia、旬の食材百科

【おまけ料理レシピ】フキノトウの天ぷら

【材料】
フキのとう xお好みで
油 xたっぷり

★天ぷら粉
卵 x1子
小麦粉 x適量
水 x適量
氷 x数個
重曹orベーキングパウダー x少し

【作り方】
1.
フキノトウを軽く洗って汚れを落とす。汚い皮はむいておく。

2.
天ぷら粉の材料を混ぜる。ほどよいトロみをつけること。
※氷で天ぷら粉の温度を下げるとカラッとあがります。
まぜて冷蔵庫に入れておくのも○。

3.
熱した油でサッと揚げる。

4.
アツアツを塩もしくは天つゆでいただきます。
甘味噌との相性もたいへんよろしい。


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