ハマウドとアシタバを見分けてキャンプ飯

野草・山菜アシタバ, カンゾウ, ツルナ, ナノハナ, ハマウド, ハマダイコン, ヨモギ

#とって食べるドキュ 更新せんでん!
"アライグマの丸焼きBBQ とって食べる会2021冬"

前回の #とって食べる会 のレポートが動画になりました!目玉はアライグマの丸焼き!?

春と言えば、野草の季節!

でもって定番の食べ方といえば七草…

七草てんぷら。

ですよね!

七草天
七草天、さてどれが何かわかるかな?答えは後半で~

そんな七草天を、キャンプしつつ作って食べてきましたよ。

浜といえばということで、

定番のアシタバ

毒があるんじゃ?とか言われがちなハマウドを食べ比べ~!

キャンプに行ってきた!

に海沿いのキャンプ場にいってきました。

ワッフルメーカーでカレーパンを焼いたり、

コッヘルでアライグまんを蒸して食べたりしていたわけですが、

同行者の提案で、せっかくの春だし

植生豊かな海岸だし

場所的にはこの辺です

晩ごはんは、

野草を採取して天ぷらをやりましょう!

ということになりまして。

ハマウドとアシタバ他を採取した

そんなわけで海岸に繰り出した我々。

ちょうどいい季節でいろんな野草が見つかりましたよ。

まずはこの時期の定番、

ナノハナ、

先端のツボミが閉じてるのをGETしときましょう。

ナノハナ
1.ナノハナ

この草むらにもしゃもしゃって生えているのは

 

カンゾウ
2.カンゾウ

カンゾウですね。ネギみたいでヌタにすると美味しいヤツ。

カンゾウ
カンゾウ

こっちの葉っぱの裏が白いのは

ヨモギ。

モチにするイメージですが天ぷらでも美味しいです。

ヨモギ
3.ヨモギ

白い花をつけたこの草、

ハマダイコン
ハマダイコン

これはハマダイコン。

引き抜いてみると…

ハマダイコン
4.ハマダイコン

けっこう太い、

しっかり大根じゃあないですか。

お次、岩場にはりついてるのは、キャンプの定番ハマホウレンソウこと

ツルナですよね。

ツルナ
5.ツルナ

うーむ!よいよい。

春はエンカウントが沢山でめちゃめちゃいいですねえ。

おや、これは…

『 野生のアロエが現れた。 』

しまったモンスターか!?

つ…つよそう!(ゴクリ

倒せば食えるヤツだとは思うのですが、やたらに戦闘力が高そうなのでここは戦略的撤退といきましょう。

『 野草採りのおとこはにげだした。 』

ハマウドとアシタバを見分けたい

そういえば浜辺でずっと見かけるこの植物。

道路脇のなにものかさん
なにものかがあらわれた!

けっこうデカイし、

岩場からもしゃもしゃ伸びてて目立つんですよ。

岩場から顔をだすなにものかさん
岩場から顔をだすなにものかさん

ウドとかセリとかに似てる風貌ですが、

きみは誰さん?

モンスター級のなにものかさん

茎は極太。

特徴は紫色の筋。

紫色の筋の何者かさん

紫色の筋をヒントに調べていると、正体がわかりました。

正体がわかったなにものかさん
正体がわかったなにものかさん

どうやら、

ハマウド。

という植物らしいです。

参照元によっては有毒(?)という記載もあるのですが、

ハマウド
6.ハマウド、先端の葉っぱはカエデ型

実際は無毒で、食べられるらしい。

紫色でが不気味だから、そんな噂がたつんですかね?

せっかくなのでこれも食べてみましょう。先端の柔らかそうな若芽を採取!

ハマウドの葉
葉っぱにも紫の筋が入ってますね

おっ!?

このハマウドは柔らかくて美味しそうだな~。

ハマウドではない
葉がちょっぴりしなっとしたやつ

と近寄ってみると、

なんか雰囲気が違うような?

紫色の筋がないんですよね。

誰?
紫色の筋がない茎

ああっ、

「もしかして、あいつか!?」

と、茎を折ってみると。

ジワリと滲み出す、

黄色い汁。

断面から黄色い汁!

これで確定、

こいつはハマウドではなくアシタバのようです。

伊豆七島名物のあたりでは野菜扱いでよく食べられる旨いやつ。

切断面から黄色い汁をだすので判別は容易(ハマウドは白から透明の汁でした)

アシタバ
アシタバ

お宝、見つけちゃいましたね!

これ食べたかったんですよ、

アシタバ
アシタバの束、アシたばたば

なんだか小躍りしたい気分。

さっそく持ち帰って天ぷらをやっていこうではないですか~~~。

アシタバとハマウドを食べ比べる

さて、キャンプに戻ってきた我々、

暗くなる前に火を起こし、夕食の支度をはじめていきます。

焚き火台
ぼぼぼぼ。新しい焚き火台のパワーよ!

まだ春先でまだまだ夜は寒い。

こんな日は焚き火の炎が気持ちいい…!最高。

焚き火ってなんだか癒やされますよね

とってきた食材を洗ったり、カットしたりしていきます。

ハマダイコンのささがき
ハマダイコンのささがき

これがアシタバで、

アシタバ
アシタバ

こっちがハマウド。

すぐわかるようになってきました。アシタバのほうがしなっとしているのと、ハマウドは紫の筋があるのです。

ハマウド
ハマウド

ではでは、さっそく天ぷらに!

同行者の容易してくださったパックのまま天ぷらに衣をつけられるキットの便利なこと!

天ぷら粉パック
天ぷら粉パック

ぞくぞく天ぷらにしちゃいますよ~

できました。

えっと…?

これが…アシタバだったかな?ハマウドだったかな?

天ぷら
どっちだっけ?

揚がってしなっとしたら、わからなくなってきました!!

あ~~~アシタバだ!

アシタバの天ぷら
アシタバの天ぷら

ハマウドは天ぷらにしても、

もっとこうシャキッとしてました。

ハマウドの天ぷら
ハマウドの天ぷら

では、ハマウドから頂いてみましょう。

はむ。

もぐもぐもぐ…

あれ?

スジが残るとか硬いとかそんなことはなくて、しゃっきり美味しい野草天。

ハマウドの天ぷら、アリです。

お次はアシタバ。

定番メニューゆえはずれはないのですが、いただきます…

むしゃむしゃ…

ん!旨い。

ハマウドよりやわらかく、天ぷら粉とのからみもよく。もっちりさっくり。

完璧に美味しいやつ。

食べ比べるとわかりますね~

アシタバは野菜で、

ハマウドは野草です。栽培されていない味。

(まあアシタバもその辺の野生のなんですけども)

七草天ぷらを作って食べた

さて天ぷらパーティは続きますよ~

コチラはツルナ天。

ツルナ天ぷら
ツルナ天ぷら

多肉植物的なやつで、スープの具として優秀なのですが…

肉厚なので当然天ぷらでも旨いですよね。

アリアリのアリ。

これはハマダイコンの大根部分の天ぷら。

ハマダイコン天ぷら
ハマダイコン天ぷら

ハマダイコンって生だとゴボウ的な食感なんですが、

加熱をするとイモっぽくなるんですよね。

つまりこれはだいたいフライドポテト。

すっげーうまいです。通常の大根よりでんぷん質が豊富なのでしょうか?

そんなわけで、

七種類の天ぷらが揃いました。

他に、

“ナノハナ"、"ヨモギ"、"カンゾウ"、も天ぷらにしたのですが、どれも個性的でちゃんと美味しい。

これは俗に言う優勝というやつなのではなかろうか。

お酒あけちゃえ~~~~~!

かんぱーい!ひゃっはー!

いやあお外で食べるご飯ってなんでこんな美味しいんでしょうね~

キャンプは最高だぜえ~~~~!

ごちそうさまでした。

まとめ

春の海岸で野草を摘み、とったものだけで天ぷらパーティを開催。無事七種類の野草が集まりまして、中には海岸らしくハマウドとアシタバという珍味も!

どの天ぷらも美味しくて素晴らしい夜だったことをここに報告いたします。ちなみにハマウドはちゃんと美味しい野草でした。

余談ですが、余った生地とアシタバでチヂミを作りまして、これがまたウマかったのでレシピ書いときます!

ハマウド(浜独活)

【採取場所】日本各地の海岸、関東以南
【採取時期】通年
セリ科シシウド属。海岸部に自生する多年草。砂地や岩場にも生える強靭な植物。大型の植物で、茎の太さは親指をゆうに超え、背丈は1.5mを超えるほどに成長する。茎や葉に紫色の筋が入るのが特徴。無毒で食べられるが、ややパリッとしている。

アシタバ(明日葉)

【採取場所】海岸、関東以南の太平洋側に多い
【採取時期】通年
セリ科シシウド属。海岸部に自生する多年草。砂地よりやや日陰の土質の場所を好む。とっても明日には葉がついてるからアシタバ…というだけあって強靭な生命力を持つ。切断部から黄色い汁を出すのが特徴。伊豆七島では野菜として常食する。

参考にさせていただいた資料:Wikipedia、三河の植物観察

宣伝コーナー

サバイバルってなんかいいですよね。


植物図鑑はながめるだけで楽しい~

使ってるワッフルメーカーはこれ!

【おまけ料理レシピ】アシタバorハマウドで作るワッフルチヂミ

【材料】
アシタバorハマウド xてのひらいっぱい
天ぷら粉 x適量(あまりもので良い、全体にからむ程度)
天つゆ x適量
ミカン x1個(レモンでもよい、カタバミの葉でもOK)
油 x少々

【作り方】
1.
アシタバorハマウドは先端の柔らかい葉をつんで、軽く洗っておく。
天ぷらのタネを作っておく。

2.
ワッフルメーカー全体に多めの油を馴染ませる。
天ぷらのタネを絡めた葉をワッフルメーカーに乗せ、プレスする。

3.
中火でひっくり返しつつ焼く、油が溢れるので注意。
湯気が勢いよくではじめたら、弱火にしじっくり焼く。

4.
めんつゆにミカンをしぼってタレをつくる。

5.
焼き上がったら一口大にカットし、タレをつけつついただく。

塩やめんつゆで食べても勿論うまいのですが、ミカンの甘酸っぱさがよく合うのです。