カンゾウのとりかた、毒草との見分け方

2022年8月12日野草・山菜カンゾウ, スイセン, ヒガンバナ, ヤブカンゾウ, 季節【春】


#とって食べるドキュ
エアライフル猟が動画になりました。ターゲットは特定外来生物タイワンリス!!

今回は春いちばんに芽吹いてくる山菜、カンゾウの話をさせてください。

カンゾウ
カンゾウの群生

カンゾウは若草色でイネネギの葉っぱの中間のような容姿をしています。

山菜の中では資源量が豊富な種類で、都内でも山裾や河原にいけばたくさん採取できるえらいヤツ。

もクセがなくあっさり食べやすい。

カンゾウ

そんなカンゾウのとりかたと食べ方についてメモしておきます。

あと、似てる毒草についてもコメントすることにしましょう。

カンゾウのとりかた

カンゾウをとりに西東京のほうにやってきました。

こちらがカンゾウ。

だいたい日当たりのよい斜面にぶわーっと生えています。

カンゾウ

採取するときはハサミやナイフで根本から切り取りましょう。

カンゾウ

これくらいのサイズが美味しいと言われます。

カンゾウ
カンゾウの新芽

ただ、大きくなってもそれほど味が変わらないので、私はけっこうデカくなったのを選んで採っちゃいます。

カンゾウ
大きくなったカンゾウ

若干歯ごたえがしっかりめになりますが、風味は変わりません。好みでどうぞ。

カンゾウ
これくらいのサイズが好き。味と食べごたえのバランスの良さ

デカいのを選ぶと袋がすぐパンパンになるのでおすすめですよ!

ちなみに、カンゾウは大きくなると茎が伸び、花を咲かせます。

ヤブカンゾウの群生

この花のつぼみも食べられるのですが、それはまた別の回で。

ヤブカンゾウは多摩川の黄金!とりにいってきた

カンゾウと間違えやすい毒草はスイセン!

カンゾウは他に似た草が少なく、初心者におすすめしやすい山菜なのですが、似た毒草がなくもない。

その代表がスイセン。

スイセンの写真
河原にさくスイセン

見た目は似てますが、濃いめのグリーンな葉で、先端が丸くなっています。カンゾウはシュッと尖ってますね。

けっこう違うのでどちらかを覚えればまず間違えないと思われます。

スイセンの花
かわいい花がが咲くのがスイセンのチャームポイント。観賞用としては人気ありますよね

茎の断面にも着目、

スイセンはほんのり肉厚なV字型。

カンゾウは肉質がなくペラッとしてます。慣れてきたらこの点だけでも判別できるはず。

他にもキツネノカミソリという毒草も似ています。

キツネノカミソリ
キツネノカミソリの花

こちらはヒガンバナの仲間。生え方が違うので間違えづらいとは思いますが念の為!

ヒガンバナの若葉(wikipediaより)

カンゾウの食べ方

さて、カンゾウのいいところは簡単に食べられるところ。

カンゾウの料理

めんどうなアク抜きなどなく「洗って茹でるだけ」でOK。

カンゾウの料理

たっぷりのお湯で3~5分くらい茹でて、

茹であげたら冷水でさましたら…

カンゾウの料理

ぎゅっ!

としぼる。

カンゾウの料理

コレでおしまい、

あとはお好きにどうぞ!

ネギのさきっぽみたいな感覚で利用できます。

私はだいたいシンプルにおひたしなんかで食べちゃいます。

カンゾウの料理

細かくきざんで料理にトッピングしたりとか、

カンゾウの料理

付け合せにしてもいいですよね。

カンゾウの料理

マヨ和えにしたりなんかすると、おかずにもなりますよ。

ごちそうさまです!

まとめ

ヤブカンゾウは取りやすく食べやすい山菜。

春先にたくさん採取できるので毒草ときっちり見分けた上で、ぜひとって食べてみていただきたい。

カンゾウ(ワスレグサ)

【採取場所】山裾、川っぺり
【採取時期】3月~4月
ススキノキ科キスゲ亜科ワスレグサ属。ノカンゾウ・ヤブカンゾウ・ハマカンゾウなど複数の種類がいて、どれも食べられる。花が咲くと容易に見分けられる。都内に多いヤブカンゾウは八重咲き。ノカンゾウはシンプルな6枚の花弁を持つ。どちらも美しい。

参考にさせていただいた資料:Wikipedia、"新ヤマケイポケットガイド4 山菜・木の実"

書籍紹介

べ方と野草がわかりやすく紹介されてます!

菜を探すならハンディサイズの本は必携ですよ~!

【おまけ料理レシピ】カンゾウのおひたし

【材料】
カンゾウ x食べたいだけ
めんつゆ x適量

【作り方】
1.
カンゾウを採取する。
根本からナイフで切り取る。

2.
よく洗って、ゴミや枯れてる部分を取り除く。

3.
塩をひとつまみ加えた湯で茹でる。
3~5分しっかりめに茹でてよい。茹ですぎても質感は変わりにくい。

4.
水でさまし、しっかり水をきる。
一口サイズにカットする。

5.
麺つゆをよくもんでなじませて完成。
そのままでも美味しいが、冷蔵庫に一晩おくとよく馴染む。