キクラゲとミックススパイスでとって食べるキャンプごはん

2023年2月16日キノコキクラゲ,季節【夏】,季節【秋】


キクラゲ、言わずと知れたラーメンにのってる茶色いアレ。

ラーメン@写真ACより

キクラゲというと乾燥されたのをご存知の方が多いのではないでしょうか。

乾燥キクラゲ@Amazonより

では、乾燥する前の生の姿は?というと

それはこんなカンジ、

キクラゲ、秋ごろに山林で撮影しました

キクラゲはキノコの仲間で、その名の通りから生えてくるクラゲみたいなやつ。

生だと透明感があって本当にクラゲのように見えるのです。

海にいたら生き物のように見えるかも?

意外と身近なキノコで、広葉樹の朽木があれば何処にでも生えてきます。

東京23区の公園にだって生えているほど!

23区産キクラゲ

今回はそんなキクラゲをキャンプでとって食べちゃう話です。

キクラゲとキャンプとおまけにウシガエル

梅雨明け晴れ間のとある週末、

都心から1時間くらいバイクで走り、川にキャンプをしにいってきました。

これはまた別のキャンプのときの写真。バイク(二輪車。空を飛ばないものだけを指す)の旅ってなんか良いですよね。

川っぺりにテントを張って、

ウシガエルを釣ったり、

ナマズを釣ったり、

スッポンをつかまえたりして遊んでいたのですが、

河原の朽木にキクラゲが大量に発生しているのを発見!!

状態はそれほどよくないのですが、ギリでイケそうです。

このキクラゲウシガエルを合わせて晩ごはんにする事にしました。

ミックススパイスで即席キャンプごはん

とったキクラゲは水で洗ったのち、軽く茹でておきます。

下ごしらえが不要なキノコでとても楽ちん。

ウシガエルもバラして、こちらも茹でました。

味付けはS&Bシーズニング。

※ポテトはいません。

混ぜると簡単にアンチョビポテトを作れるというミックススパイス。個包装になっているうえ軽くて便利。

イモがなくとも、ものはアンチョビ。

違うものにかけても間違いなくウマいはず!

というわけで、これを先程のキクラゲとウシガエルにあえて~

緑が足りないのでハルジオンを採取してトッピング

完成!

キクラゲとウシガエルのアンチョビあえ。

キャンプは忙しいので簡単に料理できるのがイイですね。

もう一品いっときましょう、

使うのはナスレトルトカレー。

ウシガエル・キクラゲ・ナスをカレーにドボン!

あとはしばらく加熱するだけ、これも簡単。

さくっと完成。

ナス・キクラゲにウシガエル入りキャンプカレー。

それではいただきます!

ぱくり。

プリプリ♪

美味しい!

茹でたてのキクラゲは柔らかくてプリプリとした食感とした食感。

濃いめの味付けとよく合います。

ちょっぴり冷える夜の河原で温かいものを食べる…

それも地産地消!

カシュッ!とお酒も開けちゃったりなんかして、最高の贅沢なのではないでしょうか。

ごちそうさまでした。

まとめ

キクラゲは下ごしらえがいらず、非常に扱いやすいキノコ。とってその場で食べるのに最適です。

とりたてのものは乾燥させたものとはまた違ってプリプリとした食味が楽しめます。ぜひとって食べるのを試していただきたい。

※キノコは毒のある種類がおります。野生のキノコを食べる前によく観察・同定する事を心がけて下さい。

キクラゲ(木耳)

【採取場所】公園・河原・山林
【採取時期】春~秋にかけて、雨あがりの日がよい
キクラゲ科キクラゲ属。広葉樹などの朽木に生える。黒~茶色で耳たぶ程度の柔らかさ。アラキクタゲ・タマキクラゲなど複数の種類がいてそれも食べられる。似た毒キノコにクロハナビラタケ(質感で区別可能)やチャワンタケ属(地面に生えるため区別可能)がいる。十分に観察した上採取すること。

参考にさせていただいた資料:Wikipedia、持ち歩き きのこ見極め図鑑、Gakken 日本の毒きのこ

使用したキャンプギア紹介

・コッヘル
中にバーナーを入れて保管できます。コンパクトで便利。

・バーナー
コンパクトでコスパよし。安のイワタニ製

・かっこいいナイフ
水切りが良いのが外で使うときのメリット!

【おまけ料理レシピ】キクラゲとカエルのアンチョビあえ

【材料】
キクラゲ(生) x手のひらいっぱい
ウシガエルの足 x1匹 ※鶏肉x100g で代用可能
S&B シーズニング アンチョビポテト x1袋

【作り方】
1.
ウシガエルは精肉して関節で切り分けておく。
鶏肉の場合は、一口サイズに切り分けておく。

2.
キクラゲは沸騰したお湯で30秒ほど茹でておく。
1の肉も同様に1分ほど茹でておく。

3.
よく水をきった2をフライパンにあけ、"S&B シーズニング アンチョビポテト"をふりかける。混ぜつつ弱火で加熱し馴染んだら完成。
※味が足りなければ、二袋使ったり、塩を足したりしてもよい。他のミックススパイスもオススメ。