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マツボックリを煮てロシア料理ヴァレニエを作ってみた

ロシアの料理に、若いマツボックリを煮てシロップにするものがあるらしい。

ええっ、

マツボックリ?

タネを「松の実」として食べるという話は聞いたことがありますが、

若いマツボックリ。ヒダとヒダの間にタネが入っていて、大きくなると飛んでゆきます

マツボックリそのものが食べられるの?

白いのはマツヤニ?手がべとべとになります

調べてみると、ほんのり色づいた瓶詰めのシロップにマツボックリが浮いている画像をいくつか発見。

マツボックリのヴァレニエ(WIKIMEDIA COMMONSより)

おぉぉぉ~、どんな味がするのでしょう!

気になる!!

というわけで近所の公園に行き、

若いマツボックリをGET。

たぶんアカマツのマツボックリ、略してアカボックリ

ヴァレニエづくりに挑戦にしてみることにしました。

マツボックリでヴァレニエを作った

ヴァレニエって何者?

Wikipediaさんによりますと、

ジャムに似ているものの、果物を柔らかくすることはない。増粘剤も加えない。濃厚だが果物の自然な色を失っていない透明なシロップ。

とのこと。

ざっくり、果物の風味を引き出したシロップということでしょうか。

今回の場合に当てはめると「マツボックリの風味を引き出したシロップ」ということになりますね。

マツボックリの風味とはいったい?

マツヤニ舐めたことありますがシブくてマズいですよ!

謎は深まるばかり、では実際に作ってみましょう。

マツボックリを煮てみる

ヴァレニエの作り方を調べてみたところ、シンプルで「長時間煮て、砂糖を加える」とのこと。

というわけで、まずはマツボックリを洗うところから。

マツヤニがベタベタして洗いづらい!

作業後は手がぺたぺたします

ツルツルになることはなさそうで、どこまでやったらOKなのか分からない。

適当なところで切り上げてしまいましょう。

そうしたら、ひたひたの水で煮ていきます。

よくわからないのですが、とりあえず30分!

クツクツ煮ていると、薬品くさいマツヤニの香りがしてきました。

アクっぽいのが浮いてくるのですくったり、

ゴミっぽいのが浮いてくるのですくったりしつつ、ひたすら煮ます。

コゲないよう、水がなくなったら足します。

30分煮たものがこちら。

マツボックリはカチカチで殆ど変化ナシ、

水もほんのり色づいていますが、こちらも際立った変化はないようです。

めちゃくちゃ時間をかけて煮る必要があることはわかりました!

マツボックリに圧力をかけて煮てみる

食べ物を柔らかくするならコレ!ということで圧力鍋を使ってみます。

最大圧まで加圧して、そのまま一晩放置!

放置したものがコチラ!

30分似たものと比べると、よりいっそう色が出てきました。

石のように硬かったマツボックリなのですが、圧をかけて煮ることでしっとり柔らに。

スッと包丁が入るほど!

で、このマツボックリは食べられるのでしょうか?

味見をしてみよう。

ぱくり。

ゴワ…ゴワ…

んーーーーー!イマイチ!

食感は木の皮。
エキスができったのか味も殆どありません。

出がらし扱いで捨てちゃってよさそう。

まあ、こんなもんだろう!

ということで、水分量が少なくなるまで煮詰めて、

マツボックリを取り出したら、

砂糖を足して、

色が濃くなるまで煮詰めたら、

完成?????

試しに味見、

ぺろっ!

あっ!

美味しい。

香りは明らかにマツ由来なのですが何となくフルーティ。

あと不思議な酸味

やや渋みがあるのですが、悪い感じはせず良いアクセントになっている感じ。

マツボックリのヴァレニエを食べてみた

冷蔵庫で冷ましてみました。

トロみがついて、表面になんか浮かんできました。マツヤニか?

ちょうど朝食用のヨーグルトがあったのでかけてみよう。

でろ~ん

さて、味は?

ひょいぱく。

おおっ!美味しい。

独特のフレーバーのヨーグルトと言った感じです。

美味しい事がわかったので、どんどん活用していってみましょう。

ヴァレニエをハチミツの代わりに使ってみた

シロップといえば!

ということで、お次はランチのホットケーキにかけてみることにしました。

メレンゲと合わせフワフワ♪なやつを作ろうとしたのですが、

卵白がうまく泡立たなくて、

うまくいかなかったことをここに報告いたします!

ありがちなぺったんこホットケーキができましたね。

形がイビツなのも許して下さい!

気を取り直して、マツボックリのヴァレニエをどば~

かけすぎちゃったかも?

食べきれなかったらどうしよう…?

などと心配しつつもいただいてみましょう!

カチャカチャ…

むぐ!

おっと、これメッチャ美味しい!

マツヤニの苦味はバターの風味でほとんどかき消されています。

それでいて、シロップの香りがひきたてられ独特な美味しさ、

酸味が際立ってるのもイイ。

「松の花からとったハチミツなんですよ~」

なんて言えば騙されちゃうんじゃないですかね、松の花のミツなんて存在しませんが!

ぱくぱく食べられる味で、

高い満足感と供に完食!

ごちそうさまでした。

まとめ

マツボックリのヴァレニエ、めちゃめちゃにアリでした。

あのカサの中にこれほど良い風味が閉じ込められているとは想像だにできません!煮詰めるだけのシンプルさもウリで、マツボックリの利用方法としては悪くないのではないでしょうか。

お酒に漬けたりして飲料に加工しても美味しそうですね。また来年実がついたらやってみることにしましょう。

マツ(松)

【採取場所】海岸・河原・公園など ※木の実を採取する際は採取場所の規則の確認を推奨いたします
【採取時期】マツボックリは夏~秋にできる
マツ科マツ属。細く針のように尖った葉が特徴的。代表的な種類はアカマツとクロマツでどちらも強い植物。アカマツは先駆植物であり他の樹木が育たない土地で生育できる。新たに開かれた土地や山地に生えている事が多い。対してクロマツは塩分や風に強く海岸帯に自生する。また防風林として植えられるのはクロマツのほう。

参考にさせていただいた資料:Wikipedia

【おまけ料理レシピ】マツボックリのヴァレニエ

【材料】
若いマツボックリ x20個~30個
砂糖 xマツボックリの重量の30~40%
水 xたっぷり

※圧力鍋を推奨。フタつきの鍋でも可。

【作り方】
1.
マツボックリを軽く水洗いし、ひたひたの水で煮る。

2.
沸騰したら弱火にし30分ほど煮る。
マツヤニや汚れが浮いてきたらすくってとる。
水が少なくなってきたら足す。

3.
水を再び足して、圧力鍋の最大圧まで熱し、火を止め冷めるまで放置する。
圧力鍋がない場合は、蓋をして弱火で更に1時間~2時間煮る。

4.
マツボックリを取り出し、砂糖を加え、ちょうどいい甘さまで煮詰めたら完成。焦げやすいので注意。
※ラム酒、ウィスキーなど洋酒を加えて香りをだしても美味しい

5.
できあがったシロップはハチミツのように使用できる。
煮沸もしくはアルコール消毒した容器に入れて冷蔵庫で保管する。


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