東京でとって食べる生活

多摩川の黄金ヤブカンゾウをとりにいく

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多摩川にヤブカンゾウという植物が生えているのをご存知でしょうか。

春のヤブカンゾウ

実はこの子が金糸菜(チンチェンファ)という中華料理の高級食材らしいのです。

調べるといっぱいでてきますね、結構メジャーのよう

乾燥ものがアマゾンでも売ってます。けっこう良いお値段。


日本では山菜のひとつとして春に新芽を食べますが、中華料理ではツボミのほうを珍重し、炒めものの具としたり乾燥させてスープに入れたりするそうです。

「高級が食材がそのへんで手に入る」

いい響きですね、これはとって食べねば!

というわけで、6月末の開花時期、多摩川に採取にいってきました。

さいしょは春に新芽を採取したポイントに行ってみたのですが、完全にヤブの中に埋まってしまっており失敗。

ぼっさー

思い切ってヤブの中を漁りにいこうかとも考えたのですが、私が虫さんたちにとって食べられて突撃今日の晩ごはん!になるだけっぽいので、やむなく断念。

日を改めてリベンジ、今回は効率よく探すため折りたたみ自転車を持参。

川に沿って自転車を走らせポイントを探します。

駅からだいぶ離れた草むらにて黄金郷を発見!
ヤブカンゾウです。しかも中々のボリュームで群生しているではないですか。

他の方が摘み取った跡があるものの、次から次へとツボミがでてくるようです。資源量はじゅうぶん、これならば遠慮せず頂けるので大変助かりますね。

花弁が八重ってるのがヤブカンゾウ、そうでないものがノカンゾウ。食味はそう変わらないそうです

まずは試しにその場で味見、ぽきりと枝から折りましてそのまま口へ。

・・・ん!まずくはない

食感はだいたいアスパラ、青臭さはありませんが、ニンニクのような独特の辛味のある後味があります。

味付けすれば問題なくいけそうなのでドンドン採取していきましょう。花が開く直前のじゅうぶんに成熟したものを中心に、間引くようにとっていきます。

そのあと、何箇所かのヤブカンゾウポイントを発見し、洗濯ネットが膨らむ程度にいただいて帰りました。

家に着いたら、さっそく料理していきます。

まずはシンプルに塩炒めから、

ヤブカンゾウの塩炒め

油で炒めたものに塩コショウをふってぱくり、

美味しい!

アリです。火を通すと独特の後味が旨味の一つに化けて普通にうまい。軽く熱を加えても食感はほとんど変化しませんし優秀ですね。

調理しやすい事もわかりましたので、積極的に食べていきましょう!

どうやら中華では海産物と炒めて調理する事が多いとのこと、ちょうど冷凍庫にホンビノスのむき身があったのでこれでいきましょう。同じように炒めて醤油で味付け。

多摩川でとって食べるコンビ炒め!

ヤブカンゾウとホンビノス貝の炒めもの

貝の旨味を吸ってコクが三倍増。食材の味を吸収しちゃう系ですね~。これは美味しい。

続いてスープに入れてみます。

これまた冷凍庫にあったヒヨドリ肉と煮て、雑炊っぽくしてみました。

これもなかなか!
煮込むと長ネギのようにふわりとスープを吸い、とてもおいしい具材になります。

残ったぶんは蒸して冷凍保存。

これでしばらくは雑に高級食材を楽しめそうです。

ごちそうさまでした。


○まとめ

黄金郷は多摩川にありました!

ヤブカンゾウは群生地を見つけさえすれば豊富に採取でき、それでいて美味しく扱いやすい食材でした。ぜひ多摩川を散歩でもしつつ金色の花の群れを探してみて下さい。

・ヤブカンゾウ
ススキノキ科キスゲ亜科ワスレグサ属ワスレグサ、ヤブカンゾウは和名。7~8月に茎頂にユリに似た橙色の花をつける。結実せず匍匐茎を伸ばし増える(ツボミをとっても罪悪感がないのはよろしい)。ツボミを採取できる期間は6月~8月頃、花が開く直前のものを間引くようにとる。

 

【おまけ料理レシピ】ヤブカンゾウの海鮮炒め

【材料】
ヤブカンゾウ x食べたいだけ
ホンビノス貝(むき身) x食べたいだけ ※エビ/その他の貝などで代用可
オリーブオイル x大さじ1
ニンニク x少々 ※チューブ可
塩 x少々

【作り方】
1.
フライパンにオリーブオイルをしき、ごく弱火でニンニクを香りがでるまで炒める。

2.
香りがでたら貝のむき身を入れ、中火で軽く火を通す。

3.
ヤブカンゾウを入れしなっとするまで炒め、最後に塩で味を整えて完成。

 

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